の命が死んでいる。
私は、この小さな三密のお店で、ソーイング教室をやるのはとても怖かった。
自分のせいで誰かが。。。。と思ったら、とてもできませんでした。
1年経って、それでも、コロナは落ち着かなくて、再開を望んでくれる声と、自分のできる事と、できない事を、行ったり来たりしながら、
『それでもやろう!』と思いました。
『acoustic』というお店で、8年前に チキチキソーイングクラブ を立ち上げたときに私たちがコンセプトにした事は…。
たくさんの『物』にうずもれた世の中に生まれた子ども達…。
本当に大事な物は何なのかわからなくなってしまいそう…。
チキチキソーイングクラブでは、小さな子でもミシンを使ってものづくりをします。
でも、ミシンを使えるようになる事が目的ではありません。
子供達の自由な発想、考える楽しさ、生きる力、そして 1 番大事なのは 物の価値観。
自分で作る事で物の価値観も変わります。
物、だけでなく人の心を大事にする事を教えていきたい。
たとえばね、100 円で買えるお店たくさんあるよね。
便利。安くていい物が手に入ったら、とっても助かる。
でも、手にとった物は誰がどうやって作っているのか考えて欲しい。
この食べ物何が入っていてどうやって作っているの? って考えて欲しい。想像して欲しい。
そして未来につなげて欲しい。
それが身を守ることにもなると思うから。そして地球を守ることになると思うから。
大人が答えを出していることは、もうたくさん世の中にあるから、 アコースティックはやらないよ!
チキチキソーイングクラブは、「自由」という言葉をよく使います。
自由というものはたくさんのしがらみの中で、自分が探し求めて到達するもの、 それを子供達につかんで欲しい。
それがアコースティックの子供ソーイング教室、チキチキソーイングクラブの コンセプトです。
地球に育つ全ての子供たちに愛を伝えたい
そんな気持ちで始めたお店は、いつしか子供ソーイング教室へとつながっていきました。
☆チキチキソーイングクラブ☆は、母親が自分の子供に何かを伝えたい気持ちと同じ気持ちで子供にもの作りを教えています。
愛する事=教える事=何か作る事
全てがつながってふくらんでいく。
そんな風に考えています。
今回の店舗移転計画は、現在ソーイング教室に在籍されているお子様のお母様たちからいただいたメールで背中をおされました。
Mちゃん、自分でデザインして制作したオリジナルバッグがお気に入り。
Mちゃん4年生のお母様
自分だけのオリジナルバッグを作って持ち帰った後。
「バッグ感動しました〜!!!
先生のご指導のもと取り組む姿を想像しました〜(^_^)
どうなってるの?どこから縫ってるの?…って 不思議がいっぱい
ただただ すごいなぁって感心です。
宝物が増えました〜✨
Mにとって 先生に出会えたこと
本当に感謝です。
ありがとうございます✨
ミシンまた行きたいよ〜!!
行けないの〜?って言ってます。」
Yちゃん2年生
休講が決まった時にいただいたメール
「Yはチキチキだけは絶対やめないと言っているので、待ってます。」
1年後2020年3月少人数制で再開が決まった時、
「早くやりたくてウズウズしてます。
さっき帰宅した娘にチキチキあるよと伝えたら『キャーーーー❤️』と大騒ぎしてました(笑)」
Yちゃん、初めてのロックミシンで、ニットワンピースを作りました。
中学生らしい、素敵なショル