京都・嵐山から 絶品「きなこシロップ」をお届け!おうち時間に旅気分と希望を!

京都・嵐山から 絶品「きなこシロップ」をお届け!おうち時間に旅気分と希望を!
京都の甘味処「嵐山のむら」で人気の田舎氷。絶品「きなこシロップ」が使われています。コロナ禍で店に来られない方と接点を作る為、昨年シロップの製品化に挑戦。手にした方々から、かき氷以外にも生活の中で楽しむアイデアが寄せられました。そこで、継続的に製造できる基礎をつくりたい!今こそおうちで至福のひと時を!

、どうしても製造ロットが大きくなります。小さな嵐山のむらには到底無理なことだろうと、いったんは諦めました。

しかし、色々調べていくうちに、気が付いたことがありました。それは、

「きなこシロップ」というもの自体が、世の中には、ほとんどない!

ということ。例えば、抹茶シロップならどこにでもあります。ですが、これは嵐山のむらにしか提供できないものかもしれない。そして、それを欲しいと言ってくださるお客様がいることに気がついたのです。その期待にどうしても応えたい。小さな嵐山のむらにとってはリスクを覚悟の上で、工場での委託製造に踏み切りました。

納得いくまで重ねた試作

その後、製造担当者さんと何度も何度も試作を繰り返しました。そして、ようやく店と同じ味を再現することができたのは、既に夏も後半にかかった8月のことでした。かき氷用のシロップとしては、かなり遅いスタートでした。

オンラインショップの開設

きなこシロップ商品化の思考錯誤と同時に進めていたのは、オンラインショップの開設でした。お客様が嵐山に来られなくても、嵐山のむらに旅をしたかのような気分になっていただきたい。その思いで、2020年6月、嵐山のむらオンラインショップを開設しました。

きっかけは、初めての緊急事態宣言下、人の流れが途絶えた嵐山で、日々の風景や、配達しているねぎ焼きの写真などをSNSにアップし、情報発信を続けていたこと。満開の桜、生き生きした新緑、配達中に見つけた美しい路地や景色。今まで見過ごしていた嵐山の良いところを再度見直し、自分の生まれ育ったこの地をますます愛おしく感じました。と同時に、そこに人がいないことへの寂しさも募りました。

SNSの写真は、いつも大阪から来てくださっていた常連様や、家族旅行を断念した方、京都の実家に帰省したくても帰れない方などに大変喜ばれました。

それを受け、嵐山に足を運べない時期があっても、嵐山を身近に思い出しながら、京都気分を味わっていただきたい。お客様とのつながりを絶やさない方法はないかと、たどり着いたのがオンラインショップでした。

そして、当店のもうひとつの名物である 「嵯峨のねぎ焼き」を自宅で再現できる食材セットや、自家製あんこも、全国からお取り寄せいただけるようになりました。

(鮮度の高いまま、「嵯峨のねぎ焼き」の材料セットを全国にお届けできるように。)

(甘味屋の命である自家製「やさしいあんこ」も、お取り寄せ可能になりました。)

きなこシロップを、全国にお届け開始!

さて、無事に製品化がかなった、できたてほやほやの「きなこシロップ」が、いよいよ嵐山のむらオンラインショップに並びました。8月からお取り寄せできるようになり、常連様を中心にオーダーがはじまりました。お客様からは、こんなコメントをいただきました。

「毎年恒例の夏の京都旅行気分が自宅で味わえました。コロナが落ち着いたら必ず嵐山に行こうと家族で楽しみにしています!」

何より驚いたのは、

「かき氷以外にもこんな使い方にハマってるよー」

というご報告を、たくさんのお客様からいただいたことでした。

【例えば】
・ヨーグルトに入れる
・お餅にまぶす
・トーストを浸す
・食パンを焼く材料として入れる
・カラメル代わりに手作りプリンにかける
・調味料と混ぜてドレッシングにする

「牛乳で割ったら美味しくて、4歳の娘がきなこシロップ無しでは牛乳を飲まなくなったからリピート!(笑)」

という嬉しい声もありました。

牛乳で割ると、やさしい甘さがくせになります