【大分県九重町】龍門の滝の売店を再開させたい

【大分県九重町】龍門の滝の売店を再開させたい
大分県玖珠郡九重町の龍門の滝は、毎年夏になると滝すべりや水遊びのお客さまで賑わいます。ここで、50年以上にわたり売店を運営してきました。しかし令和2年7月の九州豪雨により売店が甚大な被害を受けてしまいました。売店を改修し再開させるため、どうか皆さまのご支援を宜しくお願いします。

はじめに・ご挨拶

このたびは私共のクラウドファンディングをご覧頂きましてありがとうございます。

大分県玖珠郡九重町(ここのえまち)にある龍門の滝で、夏季限定の売店を運営しています「後辻(うしろつじ)婦人会」と申します。地元の気さくなおばちゃんたちが代々受け継いできた売店です。

賑わっていた頃の売店の様子

後辻婦人会メンバー

このプロジェクトをやろうと思った背景

ここ九重町は、令和2年7月の集中豪雨により甚大な被害を受けました。

令和2年7月6日、土砂災害警報や大雨洪水警報が出される中、身の危険を感じるほどの雨が一晩中降り続き、眠れぬ夜を過ごしました。翌日、九重町内の至る所で建物が倒壊・浸水し、道路や農地でも土砂崩れがおきていました。JR久大本線の橋梁は流されて不通になりました。九重町内の国道は現在も工事中のところが数ヵ所あります。

幸いにも、婦人会メンバーの自宅や人的被害はありませんでしたが、所有する農地が土砂崩れに遭った方がいました。

その中で、龍門の滝の私たちの売店も甚大な被害を受けました。

売店の中に置いていた冷凍庫や炊飯器が雨戸ごと流され、大きな冷蔵庫はひっくり返り、残った食器なども土砂にまみれてひどい有り様でした。ロッカーなど跡形もなく流されてしまったものも多くありました。かろうじて売店の建物の外側だけが残っている状態でした。

被災の1週間後に、全員泥だらけになりながら片付け作業した時の様子です。

外側から見た売店の様子

土砂まみれの売店の中軽トラに流し台を乗せて運び出す様子流された雨戸を重機で集めている様子近づくのも危険を感じるほどの滝の水量

片付けはまず、壊れた冷蔵庫や流し台を外に出し、土砂をすべて掻き出しました。また、テーブルやベンチなど近くの竹藪に散乱していたものをみんなで運び戻しました。そしてわずかに残った土砂まみれで使えなくなった調理器具や食器などをすべて処分しました。

そのような状態でしたので、令和2年の夏は新型コロナの影響も相まって休業を余儀なくされました。

今年こそは売店を復活させたいと思っていますが、改修の資金が足りず、まだ思うように進んでいません。

現在の売店
雨戸や扉はないままです

まだ手つかずの売店の内部

このままでは今年の営業も危ぶまれるため、クラウドファンディングを立ち上げさせて頂きました。みなさまの心温まるご支援をどうぞ宜しくお願いします。

龍門の滝ってどんなところ?

大分県玖珠郡九重町松木にある龍門寺の境内にある滝です。落差26mの二段落としの滝で、新緑や紅葉の名所でもありますが、夏には天然のウォータースライダーが楽しめる滝すべりスポットとして有名なところです。

龍門の滝

また、滝の近くのトンネルにはネコバスの苔アートがあり、インスタ映えの隠れた名所になっています。

ネコバスの苔アートまた、滝から車で30分ほどのところには「九重“夢”大吊橋」があります。九酔渓に架かる、長さ390m高さ173mという人が渡る吊り橋としては日本一の吊り橋です。大吊橋からはくじゅう連山や紅葉、「震動の滝」を望むことができます。

九重”夢”大吊橋

九重町は、登山・温泉・スキーなど、雄大な自然を一年を通して楽しめるところです。

私たちのお店のこだわり

地元のおばちゃんたちが地域社会との繋がりを大切にしつつ、50年以上に渡って大切に受け継いできた売店です。

これまで、滝すべりや水遊びに来たお客さまが快適に過ごせるよう、ヘルメットや浮き輪の貸し出し、かき氷やうどん・おにぎり