縫合の不具合を保証します。
注）製品を正常な状態で正しく使用していることを前提とします。製品の誤用や製品を加工した場合は保証は適用されません。またウォレットをズボンなどのタイトなポケットに入れ続けたことにより発生した剥がれや摩耗は保証対象外です。
■ CorkorはPeTA認証を取得しています。
こちらはアメリカの動物愛護団体「People for the Ethical Treatment of Animals（動物へのエシカルな扱いを行う者）」＝PeTA、が認証しているものです。Corkorはすべての製品でPeTA認証ロゴを表示する許可を得ています。
■ FSC(森林管理協議会）が認証してるコルク生地を仕様しています。
FSCは環境保全の点から見ても適切で、社会的な利益にかない、経済的にも継続可能な森林管理を理念とし、森林が急速に破壊されている状況を背景に設立されました。
FSCはコルクガシ森林の保全に向けても、樹皮採取から生産工程に渡り、厳格なルール設けています。Corkoは、このルールを遵守しているとFSCが認めた適正な業者からコルク生地を仕入れています。
コルクはコルクガシの樹皮から作られ、ポルトガルが全世界の52％を生産し、同国の製品が世界でも高い評価を得ています。コルクガシはポルトガルの他、地中海沿岸に広く分布します。冬は多雨、夏は日差しが強い地中海性気候の中で育まれたコルクガシから表情豊かで丈夫なコルクが生まれます！
ポルトガルの首都リスボンの南東に広がるアレンテージョ地方（Alentejo）は、国内でもっとも広範にコルクガシ森林が分布している地域です。Corkor の生産拠点もリスボンにほど近いアレンテージョ北部にあります。
のどかなアレンテージョの田園風景。中央や後方の木はコルクガシ。（By Alvesgaspar – Own work, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=28363952）
良質なコルクガシの樹皮の採取には植樹後25年が必要で、その後は９年毎に採取します。あくまでも樹皮を剥ぎ取る作業であり、コルクガシを伐採することは一切ありません。
樹皮の採取は熟練した職人が古くから伝承されてきた手法で行ないます。採取の期間はコルクガシの細胞再生が活発化する夏季限定です。採取方法が未熟だったり、期間が外れるとコルクガシ本体にダメージが残り、コルクガシ森林の保全にも影響が出てきます。樹皮を剥ぐ職人さんは優れた専門職でとても高い収入を得ています。
9年の歳月を経て採取された樹皮は、内部組織の安定化のため屋外に６ヶ月間積み重ねて保管します。その後、高温蒸気処理を行い、再度、３週間ほどの安定化期間を置きます。その上で初めてコルク生地に加工されます。
長期にわたる樹皮成長、熟練の技、周到な生産準備を経て、コルク生地は誕生するのです。
（出典： Cork Oak Forest, https://amorimcorkcomposites.com/en/why-cork/facts-and-curiosities/about-oak-forest/）
地球規模で森林面積が減少している中で、矛盾に聞こえるかもしれませんが、コルク消費が増えれば増えるほど、コルクガシ森林の保全と面積増加につながるのです。上述の通り、コルクはコルクガシの樹皮から作られますが、樹皮を剥ぎ取られたコルクガシは細胞再生が活発になり、生命力が増します