はじめまして。プロコーチの野川悠人(ゆーと)です。
「心理的安全性」を中心に組織開発の研修やコンサルティングを提供するZENTechという会社で、いいチーム・組織をつくりたい、管理職・リーダーの方や人事・経営企画の方へ、コーチングを提供しています。
わたしたちは、いい組織・いいチームをつくりたい人の味方でいたい!と思っています。
といった”望み”を持っているなら、ZENTechは、あなたのための会社です。
■いい組織・いいチームをつくるには?
わたし自身も、いい組織・いいチームを苦労しながら模索してきました。
新卒では医療機器メーカーの営業マンとして、会社から表彰されるなど、いちプレイヤーとして成果を上げてきました。
けれども、プレイヤーとしての成功と、マネジャーとしての成功は大きく違います。
とある外資系企業にて新規事業開発のマネジャーを務めた際、その難しさにぶち当たりました。
上は数字のことばかり。メンバーは疲弊。メンバーから意見やアイデアが出てこない
このような、組織・チームの機能不全を解決するのが「組織・チームの心理的安全性」です。
「心理的安全性」とは、一言でいうと「ポジションや経験に関わらず、誰もが率直に意見を言い、質問ができる」ようなチームのことです。
2016年にGoogleが「効果的なチームづくりのための鍵」と発表したことで徐々にビジネスの世界でも知られるようになってきました。
わたしたちZENTechは、この「心理的安全性」を日本国内で広めるべく、イベント・講演や、上場企業の役員研修・管理職研修など、さまざまな活動に取り組んできました。
特に2020年9月には、ZENTech 取締役の石井遼介が、書籍『心理的安全性のつくりかた』を上梓し、多くのマネジャーや人事パーソンに手にとっていただき、現在5万部・12刷を数えました。
読者が選ぶビジネス書グランプリ2021
これら「心理的安全性」を広める活動の中で、重要な「課題」が見えてきました。
それは、リーダーシップに紐づく課題です。
■しなやかなリーダーシップを磨く
みなさんにも
「やるべきことは分かった。やり切れたら成果も出そうだ。」
「だけど…実際に行動に移せない……」
「気がついたら、つい後回しにしたり、やりたいマネジメントとは別の方向にズレている」
こんなことは無いでしょうか。
もっと具体的に言うと、
・メンバーからアイデア・意見を「引き出す」マネジメントをしたいのに、実際には自分で全部決めたりやったりしてしまう ・メンバーのことを、もっとよく理解したいのに、せっかくの1on1でも、タスクの話だけして、相手に踏み込まずに終わる。 ・組織を巻き込んでやってみたいことはあるが…上司に反対されたら面倒なので、後回しになってしまう ・チームで新たな取り組みをしたいが、ついつい前例に倣って行動を決定してしまう。
わたしたちは、多くの人事パーソンや、リーダー・管理職の方々をサポートする中で、このような構造に出会ってきました。
つまり
組織やチームにとって、大切にしたいことが明確になったとしても、そこに向かうことにブレーキをかけてしまうような困難な思考や感情が湧いてきて、気がつくと、向かいたい方向から逸れたマネジメントをしてしまっている。
という構造です。
この構造がある限り、「心理的安全性」に限らず、組織やチームづくりで目指すべき方向が明確になったとしても、その実践・実行の段階で躓いてしまうのです。
そうではなく、たとえ困難