廃棄を生まないためであり、CAMPFIREなどのクラウドファンディングは、ご支援者様ありきの受注製作ができるため、本当に素晴らしいシステムだと思います。
素材に本革を選んでいる理由は、革そのものの魅力と、食の「廃材」としてのサスティナビリティです。革の生産のために殺される動物は、必要ありません。
革業界では、合成皮革や人工皮革は「フェイク（にせもの）レザー」として敬遠される傾向がありますが、sion worksが今回初めて、人工皮革を取り扱うことにしたのには、いくつか理由があります。
きっかけは、今年小学生になった息子のランドセル探しをしていた際に、使われている人工皮革の質の良さに驚き、興味を掻き立てられたことでした。
ランドセルは最低6年間の使用が想定されているため、短期間で加水分解（しばらく保管していて取り出したらボロボロになってた…ってアレですね）を起こす心配がない点や、軽さ、扱いやすさなどに優れていて、製品として素晴らしい。
普段、鞄をオーダーしてくれる顧客の中には、せっかくご注文いただいても、使用環境によって（例えば、カビが生えやすい多湿な居住環境など）革製品をオススメできない場合もあります。
「本革ですから。水や湿気を避けて、こまめにケアして」という価値観を顧客に押し付けず、できる限りご要望にお応えしたいという想いがあり、本革の領域を超えて素材への挑戦をしたいと前々から考えていました。
人工の「皮革」としてではなく先進的な開発素材として、改めて人工皮革を見た時、複数取り寄せた中には、見た目には本革と区別がつかず、素直に「美しい」と思えるものもありました。
本革と比べても「白色」の発色が、とても美しい。
「人生100年」と言われる時代。
65歳引退の頃と比べ、100歳まで現役で走り続けることを想定すれば、現在30歳なら20歳、現在40歳なら26歳、現在50歳なら33歳くらいの感覚で、いろいろなコトに臆せず挑戦していきたいですね。
数年前まで、毎日マスクをつけて生活する日がやってくるなんて、想像もしていませんでした。
何が起こっても不思議ではない世界の情勢を考えれば、子供たちのための安心・安全な未来や、SDGs（Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標）のために、私にできる小さな挑戦を続けていきたいと思っています。
先は見えないけれど
「ともに前へ」
私にとって初のヴィーガンレザーが、ご支援いただく皆様にどのように受け入れられるのか、不安でもあり楽しみでもあります。
ぜひ一度、お手にとってお試しいただければ、幸いです。
製品についての留意点
・本品(財布)以外の小物は付属しておりません。
・簡易包装でのお届けとなります。
・製作や検品時に、下の画像のように押口があたる口金の部分に跡がつきますが、何卒ご了承ください。
・想定以上の注文数や原材料仕入れの影響で、お届けが遅れる場合があります。
・ロットにより、色・質感が異なる場合がございます。
・１点１点手作業によって製作しておりますので、規格ブレはご容赦ください。
・画像は現品を再現するよう心がけておりますが、ご視聴のモニターなどの環境によって、実物と色合いが異なる場合がございます。予めご了承ください。
・素材は、メーカーの仕様変更などの諸事情に伴い、変更される可能性がございます。
・無理にものを入れたり、衝撃、過荷重、摩擦、ひっかけなどによる、傷や破損には十分ご注意ください。
特定商取引法に関する記載
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