病院で働く、医師、薬剤師、看護師、理学療法士、作業療法士等の国家資格を持った専門職だと思います。
ですが、私たちは、
「人を幸せにしたい」
そんな思いを持つ人は職種に囚われず、全員医療者だと考えています。
例えば、料理してご飯を一緒に食べる、話を聞いてストレスが緩和される…
何気ない日常生活でも、人への思いやりの上に成り立っていることなら、どんなことでも立派な医療・福祉と考えます。
このシェアハウスが目指すビジョン
そして、そんな人を想う温かい気持ちがあり、「その人が幸せに生きられるように支えたい」と思う医療者同士が一緒に住むことで、
このシェアハウスから今の医療や福祉のイメージをより本質へと近づけていき、医療・福祉に関わるすべての人が、自分らしく生きられる社会をつくること、
さらには、ここに集まる夢ある医療者たちにより、日本中、世界中に自分らしく幸せに生きられる人を増やすこと
がこのシェアハウスの目指すべきビジョンです。
▶【さっちょんの原体験】応援してくれる人との出会いが私を変えた
私がこのプロジェクトに関わるようになった理由は、私の休学中の経験から、看護学生には夢を語れる場所が必要と考えたからです。
私は高校生の時、青年海外協力隊の先生から話を聞き、初めて日本とは違う医療や教育が当たり前にない環境のことを知りました。
その時から私は、将来、看護師として「医療が届いていない地域に医療を届ける活動をしていきたい!」「もっと看護を通して、広い世界を見ていきたい!」そう思い、国際看護師を目指しました。
ですが、実際に看護学部に入ってから、そんな夢を持っている学生は私の周りには見当たらず。みんな安定を求めて病院就職の道を選びながらも、きつい、苦しい、そんなネガティブな声であふれていました。
「どうせ、自分も普通に就職して、普通に働いて、結婚して子供ができたからって自分の夢を諦めるんだろうな~」と思い、ずっと、この夢は叶えられないものだと思っていました。
そんな夢を持つ私にとって、医療の空間は冷たく、夢のない世界で、だれも自分の夢を親身になって応援してくれる仲間はいませんでした。
しかし、私は「人を幸せにしたい!」「病気で苦しむ人を支えたい!」という想いだけで、看護の道を選んできました。
そして、どうしてもこの夢を諦めたくなかった私は、休学して国際協力の分野で夢をもって活動する学生や社会人、様々な人と出会いました。
その人たちは、どんな夢も否定せず、自由で、なんでも前向きに挑戦し、応援してくれました。そんな彼らとの出会いが、私を変えてくれました!
叶わないと決めつけて、夢を否定していたのは自分自身だって気づいたんです。
夢を叶えるために、自分に自信を持つために、夢を語れる安心できる居場所は必要で、今度は私が、夢を持ち挑戦するドリーマーの支えになりたい!
このシェアハウスから、もっと自由で温かい、自分らしい居場所を広げていきたい!
そして、昔の私みたいに、自分の輝きに気づいていない挑戦者が、自分らしい輝きに気づけるきっかけを与え続けたいと思います。
▶【さいごに】オーナーなっつからメッセージ
縁も所縁もなかった大阪此花区。なぜここでシェアハウスのオーナーになろうと思ったのか?
そして、この状況で、なぜ今もオーナーを続けていられるのか?
それは、現管理人さっちょんとの出会い、それ以外にも、シェアハウスをきっかけにステキな人たちとの出会いがあり、大阪が、そして此花区という地域が大好きになったからです!
もと