はじめまして
みなさま初めまして。デザイナーの後藤修と申します。
宮崎の街中で合同会社カネックという会社を経営しながら、宮崎の街中をより良くしていく取り組みを考えています。
私は、宮崎県青島にある「Aoshima Beach Park」のアートディレクターとして毎年青島の観光を身近に見てきました。青島ビーチの波の音や朝の空気を大切にデザインしていきたいという考えで、関わらせていただいています。
このビーチパークプロジェクトを行っていく中で、徐々に街への関わりも深くなっていきました。
私たちが行う公共空間活用事業で「街中ピクニート」というイベントがあります。
宮崎の街の真ん中にある小さな公園「別府街区公園」をいろんな時間でゆっくり楽しもうというコンセプトです。
朝の公園をパンを食べながら過ごしたり、夕方の風の中で芝生に座ってビールを飲んだり。
徐々に暮れていく中で、自主映画や、公園でのピアノ演奏など。
日常以上、イベント未満。ふらっと行ってものんびり楽しめる空間を目指しています。
ショップカーを使い、「届けたい人」と「来て欲しい人」をつなげたい
コロナ禍で街中のお店はちょっと寂しくなりました。イベントも行われなくなってきています。
その中でも、対応できるお店は良いのですが、そういうお店ばかりではありません。
一方、お客さんの反応としてもまだまだお店に来ることや、人が多いところでのイベントに不安を持つ方が多いことも事実です。
でも、街中にいる色々な想いを持ったお店さんは「お客さんに自分たちの想いを届けたい」という気持ちは全く変わっていません。
「届けたい人」と「来て欲しい人」そこを繋ぎたい。
なにか、街のお店の想いを、宮崎の色々な場所に届けることが出来ないか…と考え、今回街中の店舗さんで使うキッチンカーの製作プロジェクト「ピクニートカープロジェクト」を立ち上げました。
街中のお店さんにも協力してもらい、ピクニートカーを活動させ、街中の魅力を多くの方へ届けたいと思います。
ピクニートカーを次の世代のチャレンジの場へ使いたい!
もう一つ、ピクニートカーの理想があります。
独立・開業までのチャレンジの場として活用です。
私たちの会社の仕事の一つに「水餃子のお店 Booza」があります。
私の妻の思いが強く詰まったお店です。宮崎の旬のお野菜をいっぱい食べてもらいたい。そんな思いで始めたお店ですが、共感していただいた方々も増え、「若草ピクニート」では毎回食への想いが深いお店がBoozaと一緒に集まってくれました。
その中で、共通する食への想いが深い方々の話を聞く機会も増えました。
自分でもお店を出したい。色々な人に自分の食への想いを届けたい。という人が多いことにも驚かされました。
宮崎は、お店を出す場所(商圏)が狭いと感じます。一つ通りを裏に行くと、あまりお店が無い。駐車場が無い。なので、どうしても一定の場所にお店が集中してしまっているように感じます。
今回制作するピクニートカーでは、そういった方への使用も許可を取りながらオープンにし、独立・開業までのチャレンジの場として開放できればと思っています。
平日は現在の仕事を行いながら、休日のイベント開催時はピクニートカーで販売など。
商売へのトライアルとしてつかっていただき、ちょっと寂しくなってきた街中に、強い想いを持った個人店が増えていくことが、宮崎市内へ活気を戻すお手伝いになれば幸いです。
ピクニートカーに来て欲しい店舗や場所を探します
ピクニートカーの出店には様々な許可や規制が