タオル工場の廃棄する糸を減らして、地球環境に貢献したい【残り糸削減プロジェクト】

タオル工場の廃棄する糸を減らして、地球環境に貢献したい【残り糸削減プロジェクト】
タオルになれなかった糸がたくさん残っていることを知っていますか?そんな残り糸の寿命は1年。1年経つとタオルになれず、残り糸は燃やされます。残り糸が燃やされる前に、使ってもらえるタオルにしたい。抗菌・抗ウイルスのE-tak加工にして、環境にやさしいタオルをお届けします。

う、厚手で丈夫なものとなっております。

サイズは約25cm×12.5cmとハンカチとして使いやすいサイズになっています。

ミニバスタオルと同じくカラフルでかわいいタオルです。
もちろんこれも残った糸で作っており、ダブルで地球に貢献できます。

世界193か国が加盟する国連において「地球環境」、「経済」、「人」がそれぞれ、お互いに良い影響を与えながら発展していく社会(持続可能な社会)を目指す目標のことです。

持続可能な社会を実現するために、具体的に必要な取り組みを17個に分けて、それぞれに取り組んでいくことが求められています。

神野織物では、残り糸削減プロジェクトを通して、17個のSDGsのうち6個に取り組みました。

それがこちらです。

今回、調達した金額の3%を「子供の未来応援基金」を通して、nokori-itoの売り上げから貧困の子供たちに寄付をします。

子供の未来応援国民運動HP「子供の貧困とは」
https://kodomohinkon.go.jp/hinkon/
より引用

このように、日本ではおおよそ7人に1人が貧困の状態にあります。
日本は子供の貧困率は、41か国の中で15位、貧困率の削減幅でも、37か国の中で31位という状況であり、決して良い状態ではありません。

(出典:ユニセフ公式サイトユニセフ最新報告書『レポートカード14』 より)

今回、子どもたちに明るい希望を持って欲しいという想いも込めて、寄付をすることに決めました。

「子供の未来応援基金」とは

すべての子どもたちが、夢と希望をもって成長していける社会の実現を目指し、日本全体で子どもの貧困対策を推進する官民連携プロジェクト「子供の未来応援国民運動」 の取組です。

寄付金は、子どもたちの支援を行う団体の活動を支えています。

弊社では、就労支援施設の方々に商品の梱包や加工をお願いしています。
アルバイトを使わず就労支援施設にお願いするのは、身体や心にハンディを持っている方でも社会で活躍の場を提供できると考えているからです。

どんな人にも働くという生きがいを感じてもらいたいというのが、私たちの想いです。

私たちのようなタオルの製造業は、キレイな水や綿花など、自然環境があってこそ成り立っています。
タオルの残った糸をリサイクルし、商品にして販売することで少しでもゴミの削減を目指しました。

ご支援していただいた方にも長く使ってもらいたいので、サイズや拭きやすさ、清潔さにも配慮して作っています。

今回のプロジェクトでは償却処分されるはずだった糸を使い、タオルを作りました。
焼却処分による温室効果ガスの削減に貢献できました。

今後は、環境にやさしい素材を活用した製品開発や販売を通じて気候変動に向き合っていきます。

海を汚している原因のひとつである「プラスチックごみ」

nokori-itoの包装は通常使用しているOPPの袋ではなく、古紙を100%リサイクルしたクラフト紙で包装致します。
今回のプロジェクトで終わらずに、ほかの商品にもクラフト紙を提案できるよう仕組みを作っていきます。

今治の工場と連携して、SDGsに取り組んでいます。

神野織物の1社だけでは、難しいことでも多くの工場や就労支援施設と協力し合うことでこの残り糸削減プロジェクトは成し遂げることができます。

Q.捨てられる予定だったということは、質の悪い糸ではないのですか?

A.そんなことはありません。
タオルを作るときに残った糸なので、使えない粗悪な糸ではありません。
その糸は日