大自然で遊び、学ぶ。身体づくり、心づくりの療育の為「活動基地タッチ」を作りたい!

大自然で遊び、学ぶ。身体づくり、心づくりの療育の為「活動基地タッチ」を作りたい!
50年前、この里山は活気にあふれていた…。今は人が住まず、荒れてしまった左ヶ山。私達はそこに発達障がい児たちや学生が自然の中で遊び、学び、身体と心を作る療育の場として「活動基地」を作りたいと思っています。子どもたちの活動にも、学生の学びの場にも、町づくりにもなるこのプロジェクトに応援お願いします!

☆はじめに・ごあいさつ

 私たちは、島根県益田市にある放課後等デイサービスタッチです。放課後や長期休みに障がい児へ療育活動を提供しています。本部は山口県萩市にある社会福祉法人E.G.Fです。このたび、クラウドファンディングに初挑戦することになりました!「活動基地タッチ」が実現できるように、ご賛同よろしくお願いいたします。

☆タッチの考え

 タッチでは、まず第一に身体づくり心づくりをする療育を大事にしています。障がい児と呼ばれる児童は、目に見えて分かりやすい身体的特徴のみならず、脳機能障がいの影響をうけて生まれてくる児童も含みます。

 そのため、ほかの児童に比べ、人を真似をして試すことやバランス感覚を自分で獲得することや多動で落ち着くことに難しさがあります。

 ですが、その中で子どもたちは授業についていく事を求められます。毎日難題を突き付けられ、なんとか学校生活を送っている状況があるのです。

 その結果、チャレンジをしても出来ないという劣等感を抱え、周りとの差が生まれることにつながります。そして、ついにはチャレンジすることさえ諦めてしまいます。

 そこで、その悪循環を断つために、算数や国語のプリントをやるよりも、まずは体力を十分につけて集中できる身体づくりをすること。そして、人との関わりの中で「できた!」という達成感や自信、「やったらできるかも」という見通しがもてる心づくりをすることが何よりも大切なのではないかという考えに行きつきました。  

 そのために、身体作り、心づくりの療育が必要なのです。そして、左ヶ山という最適な場所で療育を実現をしたいと考えています。

 また、現代においては、障がい児だけに関わらず、身体づくり、心づくりは多くの児童の問題と共通しているのではないでしょうか。

 療育を障がい児だけのものにせず、様々なニーズへの対応の根幹として取り入れることを模索しています。
障がい児が大自然の中で遊び、学ぶ。そんな一人ひとりが身体も心も成長し、将来自分が思い描いた生活を目指す。この療育の実現のため「活動基地タッチ」を作る支援をお願いします。

今回のプロジェクトでは、左ヶ山で年間通して活動するための拠点を作るためのハウスと児童、島根県立益田翔陽高等学校、関西国際大学学生、職員総勢40名で活動するテントとキャンプ道具、沢登道具一式の支援をしていただきたいのです。また、すぐ近くで流れている清流日本一、高津川で療育活動をするためのカヌーとボートへの支援も合わせてお願いします。

2020年4月、世界では新型コロナウィルスが発見され、日本でも流行し始めました。

そのため、タッチでは活動場所に悩んでいました。

身体作り、心作りの療育の実践を掲げているタッチでは身体を動かす活動は欠かせません。

切羽詰まった場面に直面しました。

そこで、元々、夏休みに沢登り活動で利用していた左ヶ山での活動ができないかという思いから、元住民の許可を得て、左ヶ山の整備をすることとしました。

山仕事に不慣れな職員が整備をすることは大変でした。

ですが、昔、日常的な6㎞程度の山道及び生活道として使われていた道を整備した時の事です。

その時出会った元住民の方から「この何十年、子ども達の声はなく、子どもの声がうれしくて、うれしくて」という言葉をいただき、喜びと共に深く心に残っています。

微力ながらも私たちの行動が地域に何か還元できるではないかという気持ちがわきました。

左ヶ山はかつては分校があり、家も50軒以上りましたが今では住む人はいませ