ーズンバターを注文してくださいました。しかし、ひとりのお客様が「レーズンが苦手だから遠慮しておく」と仰いました。でも「いいから食べてみろって」とご友人がその方にすすめて、しぶしぶ召し上がられたのです。
するとその方は「このレーズンバターやったら全然食べれる!」と喜んでくださいました。
『憩い処るり』での1シーンがレーズンバター専門店 Jewelry Boxの立ち上げのきっかけでした
自分のつくったレーズンバターで一人のお客様の価値観を変えることができたという経験。小さなことかもしれませんが、この時の感動は今でも忘れません。
この体験がきっかけで、レーズン嫌いの方でも食べられるほどの「本当に美味しい」レーズンバターをつくりたい!という熱意がさらに高まりました。より本格的なレーズンバターづくりへの道のりが始まったのです。
Jewelry Boxの自信作、レーズンバター(プレミアムバターシリーズ)
専門店を立ち上げようと決意してから、これまでたくさんのレーズンバターやレーズンバターサンドを食べてきました。
それらはどれも本当に美味しいものでした。でも、何かが足りない…
確かに美味しいのですが…アイスクリームでたとえるならば、ハーゲンダッツを初めて食べた時のような感動がなかったのです。
Jewelry Boxが専門店として目指すレーズンバターは、感動を与える特別な『ご褒美バター』です。
専門店としてレーズンバターをつくるのであれば、とことん美味しさにも、見た目の華やかさにもこだわろう!そう決めてからは試行錯誤の日々でした。
感動を与えるレーズンバターを目指して
レーズンバター自体はシンプルな素材の掛け合わせでつくられることが多く、レシピサイトには自作レシピもたくさん掲載されています。「バター+レーズン」というシンプルなレシピだけでも美味しいのがすごいところ。
シンプルな分、「誰でもつくれるレーズンバター」では専門店としてつくる意味がない!と、「深み」「見た目の華やかさ」「フレーバーの種類の豊富さ」これら3つの点にこだわって商品化をすすめました。
Jewelry Boxのレーズンバターは芳醇なフルーツ感と濃厚なバター感で深みのある味わいを感じられるのが特徴です。
一般的に、レーズンバターの味わいを深めるための工夫として、レーズンそのものをラム酒などで漬け込むレシピは有名です。
でも、果実そのものの味を際立て、深みのある味わいを作り出すためには、実はバターベースのほうに鍵があるのです。
味の決め手は『バターベース』にあり
Jewelry Boxではバターベースに2種類のリキュールがブレンドされています。
さらに、手間は掛かりますが、搾り立てのフレッシュ果汁をバターベースに配合することで食べた瞬間の果実感を引き出します。
このようなバターベースが土台となることで、それぞれのフルーツの美味しさが引き立つフレーバーバターが完成したのです。
それぞれのフレーバーごとに最適なブレンドが異なる
開発当初の試作品は「本当に商品化できるの?」と自分でも心配になるようなものばかりでした。
レーズンバターの見た目を決める大切な要素のひとつとして、一口サイズにカットした時に均等にフルーツが入るようにする必要があります。
そしてこれは味にも影響します。一口サイズにしたとき、フルーツが多すぎるとバター感が弱くなり、フルーツが少なすぎるとフルーツ感が弱くなります。
一口サイズにカットしたときの”均等”が大切
レーズンやドライフ