岩手・釜石!3.11から10年目 838席のコンサートホールを満席にしたい!

岩手・釜石!3.11から10年目 838席のコンサートホールを満席にしたい!
3.11から100日目の2011年6月、被災した音楽家を囲んで小さなコンサートが開催されました。あれから10年、音楽を通じて結ばれた大勢の仲間が 2021年6月19日 岩手県釜石市でフルートオーケストラのコンサートを開催します。ホールが人でいっぱいになる光景を被災地の音楽家たちに見せたい!

こんにちは!私たちは10年前の東日本大震災で被災した岩手県沿岸の町、釜石市でフルートオーケストラのコンサートを開催するために結成した「10年と100日コンサート実行委員会」と申します。数多くの投稿から私たちのプロジェクトに目を留めていただき有難うございます。

本プロジェクトは、2017年に完成した釜石市民ホール TETTOの客席をいっぱいに埋め尽くし、現地の音楽家たちの活動を応援したいという思いで立ち上げたものです。ぜひ最後までご覧いただけると幸いです。

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釜石市民ホール TETTO で一番大きな会場であるホールAは収容人数838席です。
この広い空間をお客様でいっぱいにしたい!

<釜石市民ホール TETTO アクセス>
 住所:〒026-0024 岩手県釜石市大町1-1-9
 電話番号:0193-22-2266 / FAX:0193-22-3809

きっかけ ~3.11 あの日から始まる~

10年前に発生した東日本大震災で釜石市は甚大な被害を受けました。
市の中心部にあった釜石市民文化会館も例外ではありませんでした。

表現の場を失い、生活が一変した地元の音楽家たちは、この日からしばらくの間演奏活動を再開することができませんでした。

そんな中、被災した1人の音楽家を囲んで3.11から100日目となる6月に小さなコンサートが開催されました。

~3.11から100日目~

釜石市在住のフルーティスト山﨑 眞行氏は、津波によって生活場はもとより楽器・楽譜・衣装など、演奏活動に必要なすべてを失いました。当時コンサートで使用したのは、全国からの支援によって見知らぬ方から届けられた『絆創膏で修理してあるフルート』でした。

衣食住もままならない時期に開催したコンサートは、戸惑いに満ち、会場は拍手をすることすらためらわれるほどの重苦しい雰囲気に支配されていました。

「こんな時期に音楽を聴いていて良いのだろうか」

「被災地を差し置いて演奏することは不謹慎ではないのか」

誰もがためらい、居心地の悪さを感じる中、山﨑氏が語った言葉がその迷いを晴らしました。

そして、それは後の10年間胸に残ることとなります。

『3.11から100日目にして

ようやくステージの板の上に乗れました。』

自身も避難所で生活をしながら慰問演奏を続けていた山﨑氏が、震災発生日から経過する日にちを指折り数えていたこと、そして音楽家にとってホールの響きや板張りのステージの床といった空間がいかに大切かということ、なにより音楽家・山﨑眞行がその空間を取り戻した日が「3.11から100日目」であったことに何かの意味を感じずにはおれません。

この言葉をきっかけに、被災地が日常を取り戻した時、またこのコンサートを開催しようと心に決めたのでした。

それは、1年、5年といった短い期間ではなく、せめて10年ー。

それほどまでに当時の被災地の状況は凄まじいものでした。

10年後は関わる人みんなが清々しい思いで、共に10年という時を過ごしてきたことを喜び合える日にしよう、と10年と100日目を目指した第一歩でした。

そして、2021年 ~約束の10年目 ~

今年、10年前の決意を実現させる年を迎えました。
再びの100日コンサートは、この10年間で山﨑氏の活動によって結ばれた絆が全国各地に広がり、かつて4人で開催したコンサートは、今たくさんの仲間を得て、