ました。
このように、環境に合う自分になることばかり考え、自分のありたい姿と向き合う時間がないことは、学校のみならず職場でも抱える課題なのではないでしょうか。一般的に、全体調和を大切にし、出る杭は打たれやすい文化の中で育ってきた私たちだからこそ、やりたいことを考えずに、その場で求められていることのみを行ってしまうと感じています。それがエスカレートすると、 「なぜかいつも、満たされない・・・」 「こんなはずじゃなかった・・・」 「私なんて・・・」 と、自信を失ったまま、長い人生を歩んでいくことになりかねません。
皆さんは、今の人生に本当に満足していますか。
私たちは、全体調和を考える日本人の良さを残しつつも、その中で私たちがやりたいことを実現しながらありたい姿で生きる未来を、皆さんと一緒に創りたい。そのためにはまず、やりたいことをする勇気を得るために、対話をすることが効果的と考えます。また、対話によって見つけたやりたいことができる環境を見つけるため、私は世界中のホームステイをご提案させて頂きます。皆さんがやりたいことができるのは、フィジーの家族と地べたに座りながら南国の食を堪能している時かもしれませんし、デンマークのお宅でボードゲームをしている時かもしれません。日本には無い、世界中の多様な家族の暮らしの中のどこかに、皆さん一人一人がやりたいことに打ち込み、ありたい姿で生きることができる環境があると、思いませんか?
23人のフィジー人と共に、海ぶどうやキャッサバ、ココナッツミルクを堪能
夕食後、ボードゲームで心地よい時間を過ごす
まとめると、私たちは個性尊重が乏しいという課題解決のため、対話とホームステイの機会をお届けすることで、ありたい姿を見つけ、貫く未来を創っていきます。
そして初めは、学校や家庭といった狭い環境に合わせすぎて息苦しさを感じ、外の世界に飛び出して自分のありたい姿を見つけたいと考えている高校生に対象を絞って、プロジェクトを行います。高校時代に周りの目を気にしすぎて、自分を大切にできなかった私たち運営メンバーの悔しさと、未来の高校生がありたい姿を尊重される未来への期待を力に、最大限やり遂げてみせます。
このプロジェクトで実現したいこと
私たちが今回の支援を元に具体的に行う活動は、主に2つあります。コロナ禍でも実施可能にするため、完全オンラインでの実施予定です。
1つ目は、やりたいことやありたい姿を見つける対話ワークです。コーチングやキャリアカウンセリングの資格を持つ方々が、高校生が自分と向き合うことができる効果的な質問を投げかけたり、高校生の話を心で受け止めたりしてくれます。従って、高校生に内在していたやりたいことの発見とそれを実現する勇気を獲得し、さらに後述するオンラインホームステイで感じたことを整理し、ありたい姿を言葉にすることができます。 「今、何も夢がない。見つからない。わからない。」 と思っている人でも、大丈夫!そのために、私たちがいるんです。夢やありたい姿を探すワクワクを、一緒に楽しみましょう!
対話ワークは1対1で