はじめに
突然ですが、皆さんは「自分」について、わからなくなることはありませんか？
私川口あずさは、周りの人と比較したり「あるべき姿」を考えすぎて、自分を見失っていました。特に高校生の時から大学１年生の時は、夢に向かって前に進んでいるキラキラとした友達と比較ばかりをする自分、夢がなく毎日何となく生きている自分に対して、全く自信を持つことができませんでした。
そんな時、大学のキャリアカウンセラーの女性が、私が受け入れられなかった私の負けず嫌いな姿を、そのまんま受け止めてくれました。そして私は、「私がやりたいことの全部が夢なんだから、全部叶えればいいんだ！」と思うことができたのです。
そして、”その時” の私が心からやりたいことであった「家族と輪になってご飯を食べること」や「心から笑い合うコミュニケーション」が、フィジーのホームステイで叶ったんです。他にも、オーストラリアやインド、デンマーク人の元でホームステイを経験した私は帰国後、キャリアカウンセラーやプロコーチと対話する中で、『みんなを信頼して家族のように大切にし、愛を持ってgiveする精神がとても強いフィジー人の姿』が、私のありたい姿だと気づくことができました。
輪になって、話が尽きない楽しい食事輪になり、心から笑い合う楽しい食事
つまり、私はキャリアカウンセラーのおかげで自分がやりたいことをする勇気を得て、やりたいことをフィジー、オーストラリア、インド、デンマーク人のホストファミリーと共に行い、帰国後の対話で私がありたい姿を言語化することができました。そして、わかり始めた自分のことを尊重しながら、生きることができるようになったんです。
だから、これからは私が、
皆さんがありたい姿を見つけ、言葉にする機会を創出したい。
その想いを元に、Homiracleというマッチングプラットフォームを立ち上げました。Homiracleには、 ”ありたい姿でいられるお家(Home)と奇跡的な(Miracle)出会いを果たす” という意味が、込められています。
すると、私の想いに共感し、「Homiracleで、1人でも多くの人に、ハピネスとスマイルを届けたい！」「誰もがもつ『心に宿る不安』に寄り添っていきたい。」と決意した２名の仲間が、運営として参加してくれました。そして遂に、私たちがHomiracleを通じて作りたい世界を言葉にし、実現に向けて一歩踏み出すことができました。
今回、私たちHomiracleはこのクラウドファンディングを通じて、ありたい姿を発見する対話ワークとオンラインホームステイをお届けし、皆さんがありたい姿で生きる社会の実現につなげていきます。
解決したい社会課題
私たちは、学校や職場で「みんな、同じであることがいい」「ルールを守ることや空気を読むことが大切」などと全体調和が過度に重視され、個性を尊重することが乏しい現状を課題と感じています。
具体的には、川口が高校３年生の時、詰め込み型の勉強と週６日の部活動、そして学校行事をこなす日々を送っていました。そのため、自分自身が将来やりたいことや志望校を考える機会が無く、先生から進路の話をされることが苦痛で仕方がありませんでした。そしてみんなの真似をして取り組んだ大学受験、「家から近いから」と何となく選んだ第一志望の大学はE判定でした。人生で初めて、目の前に道がなくなったことを怖く感じました。また、進路を主体的に考えられなかったことを、悔しく思いました。これが、川口の原体験です。他の2人のメンバーも、似たような経験をしてき