む手焙煎珈琲」とは舌で味わうだけの美味しい珈琲ではありません。手焙煎で豆を煎る触感や、豆のはじける音、燻される生豆の香りに芳醇な味わい。まさに人間の五感全てで味わえる珈琲は、飲んで味わうだけではもったいないくらいの癒しの効果があります。
私は「NPO法人 1杯のコーヒーから地球が見える」の公認インストラクターでもあります。
お店にて、生豆を手焙煎している私。
「飲みすぎると体に良くない」「カフェインは体に悪い」と言われる事もありますが、実は珈琲は入れ方次第で体にとって良い事ばかりの「奇跡の飲み物」だということは知らない方も多いです。
講座では珈琲の素晴らしさを伝えています。
炊き立てのご飯、焼きたてのパンが美味しいように、煎りたての珈琲は美味しく体にも良い。コーヒーの本当の賞味期限は焙煎後、豆で７日、粉にして３日、たてて30分です。当店の煎りたて珈琲は小さなお子さんにもファンがいるくらい人気です。
新鮮な珈琲は子供でも美味しく飲めます♪
本来の美味しい珈琲はお子様からご年配の方にまで、幅広い層に楽しく美味しく味わって頂けるのです。そんな美味しい珈琲を自分で簡単に焙煎し、誰でも美味しく飲むことが出来れば、珈琲の楽しみ方はもっと広がります。飲むだけでなく、焙煎することが出来る。そんな体験の場として沢山の方に愉しんでもらえればと思います。
３つ目は「夢の後押しの場」を作ること 。お店の焙煎教室ではいろいろな方が教室を受講するのですが、上級者コースを受講される方になると、将来お店を開きたい方や誰かの為に美味しい珈琲を入れてあげたいという方が多くおられます。夢や希望に満ちた皆さんと一緒に過ごす時間はとても楽しいです。
講座にて。美味しい珈琲の作り方を学ぶ生徒の皆さん
しかし全ての皆さんが夢を手に入れられるかといえばそうではありません。お金や仕事、生活の問題など、いろいろな理由で夢をあきらめる方も少なくありません。
「将来お店を開きたい！」と夢を抱いて講座を学ばれる方は多いです。
お店を持つ前の私もそうでした。当時、大好きな珈琲講座を受講する中でインストラクターのクラスを受講することを悩んでいた事がありました。「珈琲は好きだけどお金もかかるし、持病のリュウマチもあるし、すぐにお店を持つかどうかも分からないし、、、あきらめようかな」と思っていた時に「人生でやりたいことをあきらめないで！」と背中を教えてくれたのがNPOの理事長と講師の先生でした。今の私が夢をかなえられたのもその一押しがあったからだと思います。
娘と一緒にイベント出店もしました。
この焙煎所は過去の私のように「何かの理由でやりたいことを出来ない人」「せっかく叶えたい夢があるのに動けない人」の背中をそっと押せる場所になればと思います。この場所が、焙煎講座の修了生の最初の経験の場所になれば、ぼんやりと憧れた夢が具体的に動き出すきっかけになるかもしれません。焙煎を学びたいという方や、「学んだスキルを活かす場所がない」という方の夢をサポートをできる場所になればと思います。
４つ目は「表現の場」を作ること 。自然に囲まれたこの環境は珈琲を焙煎し、味わえるだけではありません。7LDKの広い古民家は新しい事に挑戦する全てのクリエイターの表現の場や、知識や経験を共有しあうワークショップの場としても最適です。
絵画や写真の展示場として活用してもらえれば、珈琲を楽しむお客様にも楽しんで頂けます。手作り雑貨の集まるマルシェになれば、多くのクリエイター同士の交流の場にもなるでし