日本プロ野球名球会会員による身体障がい者の為の野球教室(全国22箇所開催予定)

日本プロ野球名球会会員による身体障がい者の為の野球教室(全国22箇所開催予定)
身体障がい者の人たちだけで作る野球チームをご存知ですか?現在全国に37チームあり、毎年全国大会も開催され、4年に1度、世界大会も行われています。まだまだ知られていない身体障害者野球を広めると共に、全国の障がい者の皆さんに、元プロ野球選手から野球を学べる歓びを体験して貰いたいと、企画しました。

した昭和生まれ以降の日本プロ野球の選手、または元選手によって構成されています。

《組織概要》
【顧  問】長嶋 茂雄 王 貞治
【理 事 長】山本 浩二
【副理事長】柴田 勲 古田 敦也
【理 事】東尾 修 北別府 学 野村 謙二郎 佐々木 主浩
     立浪 和義 谷繁 元信 和田 一浩
【監 事】駒田 徳広

《入会規定》
 👑 投手として通算200勝利以上、または通算250セーブ以上
 👑 打者として通算2000安打以上 ※通算成績には、メジャー
リーグでの成績も合算される。
ただし、日本プロ野球での記録を起点とする。
 👑 特例入会制度 ※名球会の入会規定に相当する記録保持者が
対象

特定非営利活動法人 日本身体障害者野球連盟

・1993年、プロ野球チーム オリックス・ブルーウェーブの
後押しも有り、身体障害者野球の普及を目指し、身体障害者
野球チーム「神戸コスモス」の監督・岩崎廣司(2019年没)
が中心となって設立(現理事長:山内啓一郎)
・会長:久元喜造神戸市長(歴代継続)
・名誉理事長:福本豊(元阪急ブレーブス)
 (2020年現在、1都1道2府25県にて全37チーム
949名が登録)
・1993年5月より全国大会を神戸グリーンスタジアムにて
開催(以降、年2回の全国大会を始めとして、各地区の予選
大会や交流大会を開催)
・プロ野球21年会(会長:尾崎将司)との交流を含め、故・
星野仙一氏や立浪和義氏、小笠原道大氏など、プロ野球界より
多くの支援を得る
・2006年、長嶋茂雄元監督が実行委員長となり、もうひと
つのWBCとして、世界身体障害者野球大会開催(参加国:日本
・アメリカ・韓国・台湾・プエルトリコの計5カ国)
★2018年第4回大会では、MLBよりチャリティー協賛金を
贈呈される

故・岩崎廣司氏

前理事長 故・岩崎廣司氏
現理事長 山内啓一郎氏
《連盟の理念》
この野球を未来の障害児童たちに
この世に無用な人間など誰ひとりいない。人間の可能性は無限である。
創立者である岩崎廣司氏の理念です。本連盟は、突然の事故や病気でドクターストップがかかり野球を断念して、泣きながら野球用具を燃やしたが、愛用の磨き込んだグラブだけはどうしても捨てられなかった、そんな人たちの集まりです。障がい者スポーツが浸透していなかったころ、障がい者が集まって野球ができるような環境はありませんでした。でもどうしても野球がやりたい、その一心で草むらに障がい者仲間と集まりチームを結成し、仲間を増やしていきました。ですからグラウンドに再び立てるだけで幸せを感じている選手ばかりです。障がいを持っていても当たり前に野球を選べることは奇跡のような喜びです。

障がいを抱えてスポーツなんて無理だと諦めながら憧れていた子供たちに、突然の事故や病気で健康な身体を失った絶望に襲われる若者に、青空のもと仲間と白球を追える、太陽の下でボールを投げる感触やグラブの匂いをともに味わってもらいたい。足りない部位は努力と仲間でカバーをし、走れないなら仲間が代わりに走る、そんな野球を次世代にも残していくことが本連盟の使命だと感じています。

また、指導者の養成も急務です。障害者のスポーツ指導は、障害者の社会的、心理的、さらには原疾患と損傷を受けた時期を充分に把握し安全に留意できる医学的理解の上に立った指導が必要になります。受傷後久方ぶりにスポーツを試してみようとす