Digital Anatomy MR

Digital Anatomy MR
獣医学生及び動物看護学生の解剖学学習をはじめとして、教育現場に留まらず臨床現場でも活用できるデジタル解剖図鑑です。Digital Anatomy MRの開発は必ず獣医療業界の発展に寄与すると確信しています。

デジアナをMRにする理由
デジタルアナトミーを新たにMRで制作する理由は、新型コロナウイルスの影響によるオンラインでの授業体制や、動物愛護の考えにより生体解剖を減らす取り組みが行われている現状において、DVDから進化させるべき最適なツールがMRだと考えたからです。デジタルの解剖図鑑を作ることによりオンライン授業の円滑化も期待できます。更に生体解剖を減らす取り組みがある今、紙の解剖図鑑だけでは補えない学習の質をMRなら体験を通して向上させることが可能です。

● 7段階の解剖
 表層、筋肉、臓器、骨格、リンパ管、抹消神経、血管の7段階のモデルを収録します。この用に段階分けされた全身モデルは既存の解剖図鑑にも収録されており、解剖学学習において押さえておくべき内容でです。収録された7段階のモデルはそれぞれのレイヤーに分かれているため、表示や非表示、部位ごとの取り出しが可能です。これらの機能は、獣医学生や動物看護学生が犬の身体の構造を明確に理解する手助けとなります。

● 断面モデルの収録
 臓器においては、表面だけではなく内側に重要な役割を持っていることが殆どです。

 デジタルアナトミーMRには臓器の断面も収録しており、表面的な位置関係のみではなく、臓器の内側の構造、機能を充分に学習できます。収録断面は食道・器官・肺・心臓・胃・心臓・大腸・小腸・胆嚢・膵臓・直腸・腎臓・膀胱・尿道・精巣・脳・眼球・舌・鼻腔を想定していますが、ニーズに応じて更に別の部位の断面も追加していく予定です。

 また、初回制作時には正常状態の臓器断面を想定していますが、アップデートに合わせて異常状態の断面も追加していく想定です。まずは正常状態を理解し、どの部位がどのような状態になると何の疾患になるのか、というメカニズムがわかる解剖図鑑にすることで、学習により役立つものを目指します。

● CGアニメーション
 CGアニメーションは、犬が歩行や咀嚼などの行動をする時、どのように骨が曲がり、どのように筋肉が伸縮しているのかを、その他の収録モデルと同様にあらゆる角度から確認することができるコンテンツです。

 アニメーションのついたモデルは、授業の解説時に静止画と口頭説明で説明するよりも直感的に内容を理解することができるため、理解の齟齬が生じる恐れが減少します。静止画と口頭説明での学習には、教育者の高度な解説力、学生の充分な理解力の双方が求められますが、視覚化されたアニメーションでの学習であれば、直感的に理解をすることができるため、学習の質が向上することが見込まれます。

デジタルアナトミーMRを活用した解剖学学習は従来の学習方法よりも自由度が高いため、学生の理解を的確に助けることができます。学習の理解を深める、即ち学習の質を高めることで、世界中の獣医師・動物看護師の技術の向上が期待できます。技術の向上が獣医療の発展へと繋がり、行く行くは病気や怪我をした動物を苦しみから、飼い主を不安から救うことを可能にします。デジタルアナトミーMRの制作は長い時間を経て、結果的に多くの命を救うことに繋がります。

今回のクラウドファンディングでは、CGアニメーション実装のための費用に挑戦しています。

達成後はDigital Anatomy MRを更に改良するため第2弾のゴールを設ける予定です。

ご支援の程、よろしくお願い致します。

目標額:3,800,000

CGアニメーション制作費:3,000,000

(関節の動き、臓器の動き、血液の流れなどを収録)

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