愛媛といえば、温州みかんや伊予柑など「柑橘(かんきつ)類」の生産日本一を誇る「柑橘王国」です。
しかし、その裏で「驚くほどたくさんの柑橘類が捨てられている」という現状があります。
いわゆる「フードロス問題」です。愛媛みかんのフードロスは、コロナ禍で増加傾向にあります。
十分食べられ、味も変わらないのに、形が少し“いびつ”なだけで売り物にならない「規格外」の柑橘類は、これまでも毎年大量に廃棄されてきました。
2018年、西日本豪雨で愛媛のみかん農家は壊滅的な被害を受け、生産量が著しく低下。規格外となる柑橘類も過去に例のないほどに増加…。
愛媛が44年連続1位を誇っていた柑橘収穫量も2位へ転落してしまいました。(2018年度)
西日本豪雨の報道も時間が経つにつれて減り、復興のための奮闘にもあまり目が向けられなくなっています。さらに、ここ1年半はコロナ禍の影響で飲食店に出荷していた柑橘類のキャンセルなども相次ぎ、さらに廃棄量が増えてしまっています。
この現状を何とかしたい! 捨てられてしまう柑橘類をおいしく活用することで、
愛媛のみかん農家も、召し上がってくれる人も、
みんなを元気にしたい!
こうした想いで開発したのが、チーズケーキブランド「3℃(サンド)」です。
はじめまして。合同会社M1-can(ミカン)代表の松本直之です。弊社は、「愛媛から日本全国を元気にしたい!」という想いで立ち上げた会社です。
僕は、生まれも育ちも愛媛県。愛媛のことが大好きで、「とにかく地元愛媛の役に立つことがしたい!」と自分にできることを模索していました。そして、ようやく開発までたどり着いたのが、今回クラウドファンディングをさせていただく、チーズケーキブランド「3℃」です。
僕の想いに共感してくれた2人の同級生と共に、地元愛媛を盛り上げ、このプロジェクトを成功させたいと意気込んでいます。
「3℃」は、愛媛で栽培された「規格外」の柑橘類をソースとして使用した、新食感のチーズケーキ。
コンセプトは、
「ひとくち食べた瞬間、誰かにおすそわけしたくなる。3度ある最高のくちどけ」
商品名の「3℃(サンド)」には、さまざまな意味がこめられています!
◆「3度」の味わい 「半冷凍・全解凍・ベイクド」で、温度によってくちどけが3度変わり、3度のちがった味わいが楽しめます!
◆「3度」ある太陽のちから
愛媛のみかんがおいしい理由は、
①南国の空に輝く空からの太陽
②海に反射した太陽
③石垣に照りつけて反射した太陽
3度の太陽の力があるからなのです!
◆温度としての「3℃」
みかんをおいしく食べられる温度は「-3℃〜3℃」
冷凍ケーキが溶けてきて一番おいしくなるのは「-3℃あたりから」です。
その他にも、おいしさを左右する「酸度」を生かしたみかんソースを「サンド」し、多くの方から「賛同」されるという願いも込めています。
\ フードロスの現状を何とかしたい! /
「3℃」のソースの原料となる柑橘は、愛媛県松山市の「中島」で栽培されているものです。
「中島」は松山の北に位置する島です。
「中島」は松山の北に位置する瀬戸内の離島。
「中島で作れない柑橘はない」と言われるほど、地形的にも柑橘の栽培に適しています。平地が少なく傾斜地が段々になっているため、雨が降っても水はけの良さで柑橘の味を高めていますが、それが仇となってしまったのが西日本豪雨。想像を絶する土砂災害で表層崩壊を起こし、土砂が流れ込んだり、柑橘の木ごと根こそぎ流されたりするなど、中