めの最適な方法である、という気づき。
(2)「既製服を着やすくするお直し」を、誰もが利用しやすいかたちにして広めることによって、誰もが世の中にある全ての服の中から自由に服を選べるようになる、という気づき。
この2つの重要な気づきに到達することができました。
ミキさん・ユナさん親子には本当に感謝しています。
4. 「既製服を着やすくするお直し」の具体例
ここで。
「既製服を着やすくするお直し」の事例と、それを実際に体験した人の声について、お話しさせてください。
まず、 「既製服を着やすくするお直し」 とは、以下のようなお直しです。
(1)トップスの前開き
(2)トップスの袖開き
(3)ボタン留めをマジックテープ留めに変更
(4)ボトムスの前開き
(5)ボトムスの両サイド開き
これらは一例ですが、他にも 「トップスの脇開き」 「ジッパー留めをマジックテープ留めに変更」 「ボトムスのウエストを総ゴムに変更」 など、様々なニーズがあると思います。
今回のプロジェクトを通じて皆さんの声を聞きながら、『キヤスク』で提供するお直しメニューを作っていきます。
続いて、「既製服を着やすくするお直し」を実際に体験した人の声を共有します。
まずこちらは、YUNA+さんからお借りした一部のお客様の声ですが、
「服選びを諦めなくてよくなった」
「服を着る時に感じていたストレスが無くなった」
「自分で脱ぎ着できるようになった」
というような声が、YUNA+さんのもとにたくさん届いています。
またこちらは、私がお願いをしてお試しでYUNA+さんに注文してもらった車椅子ユーザーの知人女性からの声ですが、
「好きな服をお直しするという新しい選択肢に出会えた」
「自分の身体や生活に合ったお直しに、とても感動した」
「これから障害が重くなる可能性もあるが、お直しによって気に入っている服を長く着続けられる」
と大変喜んでもらうことができました。
『キヤスク』を通じて、このような 「着たい服を着られる喜び」を世の中にもっと広げていきたいと思います。
もちろん、 「着たい服を着られる喜び」を世の中に広げていくためには、「 “既製服を着やすくするお直し” を提供したい人」として、多くの人に『キヤスク』に参加してもらうことがとても重要です。
そのためにも、特に次のような方々に安心して参加してもらえるような場所に、『キヤスク』を仕立てていきます。
このような方々に「お直し提供者」として100人、200人と参加してもらうことで、「既製服を着やすくするお直し」を多くの人にお届けできる体制を作っていきます。
5. 「街のお直し屋さんしかない現状」における課題
次に。
今、「既製服を着やすくするお直し」を依頼する場合、基本的にはスーパーや商店街の中にある「お直し屋さん」に依頼する方法が一般的です。というよりも、それ以外の方法は無いように思います。
※家族や知人に依頼する方法は、一般的に広げられる方法ではないためここでは対象外にしています
このような現状において、次の4つの課題があると私は考えています。
これらの課題を、『キヤスク』を通じて解決していきたいと考えています。
6. 「キヤスク」のメリット
冒頭でもお話ししましたが、今回のプロジェクトを通じて作る『キヤスク』は、「 “既製服を着やすくするお直し” を依頼したい人」と「 “既製服を着やすくするお直し” を提供したい人」をマッチングし、両者が安心してスムーズに取引できるオンライン上のプラッ