【目標金額:100万円】は象のエサと施設の管理に必要な費用の1.5か月分です。
少なくとも今夏までは自由な海外旅行は難しく、厳しい状況は長期化されると予想しております。
今回、ご支援頂いた資金は全て、象達が食べる餌と大好きな果物購入、
象が快適に過ごせるよう象小屋修復などに使わせて頂きます。皆様からのご支援で、象達が穏やかで健康が保たれた毎日を送れるように、必ず守っていきます。
また、リターンとして皆様にお届けする品はプーケット産のお土産の提供を通して、
私達同様に、海外旅行客が皆無となってしまった事で苦しむタイのお土産屋さんや製造所の皆さんの手助けの一環となる事も目指しています。
4・これまでの活動と現状についてもっと詳しくお伝えします
大自然の中でお客様が象と触れ合える、今までにない象トレッキングを目指しプーケットにご旅行に来て頂いた観光客の方が記憶に残る思い出を作れる場所としてこの「エレファントオンザビーチ」は誕生しました。象を海で水浴びさせるなんて動物虐待だと言われる方もいます。しかし、私達は象を砂浜に放置しっぱなしでもなく、お客様との写真撮影が終わるごとに、真水でシャワーを浴びさせ、林の中で食事を摂らせ、休憩もさせています。
夜間の就寝時間と象使い(マフー)が離れるとき以外は足輪も付けていません。
また、象はもともと水浴びが大好きです。
私達の象も波打ち際でダイブしたり、まるでお風呂の浴槽に浸かってるように寛ぎます。
象と象使いは一心同体。24時間象寄り添い象にストレスや不安を与えないことを何よりも大切に考えています。
昨年3月には新型コロナウイルス対策として非常事態宣言が発令され、臨時休業となりました。その間、象達にはいつもと同じ環境下で飼育できるよう努力してきました。
一日数回海で遊ばせたり、ビーチで運動させたりしてきましたが、どこかさみし気な目をしていました。
象の特徴、仲間意識が強く、記憶力が良い、一度親切にしてくれた人の事は必ず覚えています。
一緒に働いていたスタッフ達や喜んでくれるお客様に会えない3か月間はすごく寂しかったと思います。
私達スタッフにとっても象達は大切な家族です。
皆が幸せに、笑顔で過ごせるようになるにはどうしたらいいのだろう?
何度も話し合いました。
そしてタイのロックダウンが緩和された8月にタイ人の方や在タイ外国人を対象に再オープンしました。隣接している「カフェレストラン・SPLASH」でのお食事とお飲み物をセットにしたパッケージを販売することにしましたが、売り上げは従来の5分の一です。
象達は通常の植物の餌に加え、ご来場頂いたお客様が購入したバナナを貰うことが出来ます。外国観光客の方の場合は、沢山のバナナを貰うことが出来ましたが
今は1日に1籠もらえたらラッキーです。象は草食性ですが、甘い果物ものも大好きです。
5・エレファントオンザビーチの象達
甘えん坊で遊びたい盛りのやんちゃな3歳の雄のドードーは、海が大好き。
お客さんがいない時間、海に行っていいよというと、走って海へダイブします。
ハーモニカと絵の勉強中。
年齢40歳のピュウはアジアゾウらしい全体が丸いフォルムがなんとも愛らしい。
3頭の中で一番身体は大きいが、性格は穏やかで温和です。
象使いのナーが産まれたときから一緒に生活(30年)をしています!
ピュウと一緒に育ってきたサーオは、子供の時から左目の視力がありません。
甘えん坊で大好きなピュウのそばに身体を摺り寄せています。
サーオの右側には必ずピュウがいるのです。