研究者の村上教授を迎え、2016年設立いたしました。独自培養した接合菌胞子を付着させた布で包むだけで、熟成肉・魚を短時間で安定的に誰でも作れるシートを開発いたしました。キッカケは、もともと代表の跡部が熟成肉専門店「旬熟成」を運営しており、その熟成肉をより安全に製造できないか?という課題を抱えていました。そんな時、村上教授との出会いました。村上教授は熟成肉は研究対象として面白い、跡部は課題解決ができると協業で、研究が始まったのが2014年でした。研究を重ねて行くと菌専門家の目からは、従来の熟成はとてもリスクある食品だと、跡部に指摘しました。
いつか事故が起きる可能性がある。。。
跡部は、お店の肝でもある熟成肉が事故を起こす。。。早期解決が必須でした。
いつ何処でも・誰でも・安全に作れることが重要だと、即行動に移しました。
それが「熟成シート」の技術開発に動いていきました。様々な試行錯誤を繰り返し、開発期間2年、「エイジングシート」が完成しました。2016年、再現性と安全性ある熟成肉の生産が可能となりました。
その後、魚への転用が可能となり、2018年には発酵熟成魚が完成。さらにコンパクト化した家庭向け『#オイシート』が2021年誕生しました。
この菌は熟成から保存にも応用可能です。
例えば、魚にエイジングシートを巻くことで劣化軽減ができるので、輸送の一つとして活用することで、よりいい状態で魚を目的地まで届けることが可能です。今までは、世界の物流機能が低い地域では、良質な状態で発送したとしても、到着までには劣化してしまい、悪く状態で届いていました。これが、シート1枚で解消されるのです。
フードロスは減らすもので、ネガティブなキーワードです。当社の考え方は、そもそも食がより長く保つことができれば、フードロスという言葉が不要なものに少しでも近くと考えております。
廃棄を無くすのではなく食を保つ「KEEP FOOD PROJECT」が可能なのです!
菌の力はとても絶大です。食において菌と正しく付き合うことで、人間にとって友好な関係を結ぶことができます。
この発酵の力で世界の食を革命を起こす、『HAKKOリーディングカンパニー』を目指します!
そして目指すのは世界です。食品の酸化を抑え、腐敗菌などから守る。この技術は、様々なものに転用可能であり、使い方次第では消費期限を伸ばすことができます。そうすることで世界の人々に安全でより美味しいものをあるべき姿でお届けできるのです。地球の人々が安心して食を楽しめる世界を作ること。それを『使命』として、これからも邁進して参ります。
是非、みなさんの力を貸してください!!!
地球の人々がハッピーになるための第一歩
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