名勝三保松原・清見潟展 清水と三保の美を後世に!天の羽衣プロジェクト

名勝三保松原・清見潟展 清水と三保の美を後世に!天の羽衣プロジェクト
名勝三保の松原・清見潟展を開催し清水と三保の美を後世につなぐことを目的に、取り組みを行います。みなさま、ぜひご支援のほどよろしくお願いいたします。※ご寄附後、実施団体からの活動報告等の送付を希望される場合は、申込フォームのアンケート欄にて「活動報告等の送付を『希望する』」を選択してください。※この事業は、静岡県静...

実施理由/背景

三保松原の文化芸術を広く啓蒙し、この景観文化を後世につなぎたい

私達は、ここに住むどんな立場の人も「三保の自然景観を地域の宝として誇ることのできる」そんな郷土づくりを理想に掲げ、芸術文化と環境保全を両輪に活動してきました。三保松原に愛情を持つ人々が育たなくては、この稀有な自然環境を後世に引き継ぐことはできないと感じます。
また、富士山世界文化遺産の構成資産であることから、三保松原の文化芸術の顕彰は日本文化への貢献でもあり世界への発信もかねているため、非常に重要なことです。
三保松原文化創造センターができてからは、整備活動や三保松原のあらゆる企画等ができる拠点となりました。様々な企画が催され嬉しいばかりです。一方で文化芸術の啓蒙は、いわば教育活動であるため持続的に一貫性をもって粘り強く繰返し行うことが肝要です。
「天のはごろもプロジェクト」では、三保の文学歴史芸術の研究(三保松原学)をしながら長年集めてきた資料などを定期的に「三保の松原・清見潟展」として展示し、多くの方々に三保の美の真髄を啓蒙したいと考えています。
そしてこの美は広く清水港の美であること、古来からたくさんの絵画となり全国に知られていたことも知っていただき、港の景観再生に絵画の世界観も生かしていただきたいと思います。
プロジェクト内容説明

第二回「名勝三保松原・清見潟展」を開催します!

令和3年2月21日から3月7日まで第一回目の「名勝三保松原・清見潟展」を開催しました。
センターには観光客だけではなく、地域住民や県内外の学校の生徒さんなど様々な人たちの来訪があり、啓蒙する場としては絶好の場所であると再認識しました。内容については好評を博しましたが、何分資料が古いものが多く傷みが激しいため展示にはどうしても修復が必要です。
また、掛け軸を展示する備品がセンターにないためむき出しのまま展示していました。近距離での鑑賞のなか、資料の安全性にかなり問題があると感じました。
修復作業や備品を揃えることで企画展の充実を図ることができ、継続性も見込めます。さらに、センター主催の企画展がない折にも資料を提供することも可能です。簡単な冊子をつくり近隣の学校に配布するつもりでしたが、資金が足りず芸術課を持つ一校(清水南校)だけに絞りました。三保松原・清見潟に関した絵画を鑑賞することは芸術的側面を磨くだけでなく、地域を知ることにつながり決して無駄にはならないはずです。
充実した企画展と啓蒙活動を続けために資金を募りたいと考えております。
目指すところ

三保松原だけでなく清水の海浜が美しい場所であることに気づいてほしい。

三保松原に限りませんが、自然は私たちに様々なことを教えてくれます。
三保松原のように古くからの景観文化のあるところならなおさらです。それが具体的にどのようなものであるのか、残念ながら当地にはそれを学ぶ機会も学ぶ場もありませんでした。郷土博物館も歴史施設もなかったのです。その後、幸いにも「みほしるべ」が作られその拠点ができました。私たちはこれを大きなチャンスと捉えて三保松原の文化芸術の啓蒙を図りたいと考えています。
地域に郷土の情操が育てば必ず三保松原も大事にされることと思います。三保の美はいうに及ばず、関連して伝説や文学、古墳 地勢など三保には学ぶものはたくさんあります。知るは楽しみです。
地域の青少年の地域教育は彼らの将来に必ず役立ちますし、旅の観光客にも一味違う観光の魅力を提供できると考えます。三保の文化を日本全国に世界に発信したいものです。
最終的には