浮世絵で個性豊かな乳牛の姿を紹介し、生産現場の理解へとつなげたい

浮世絵で個性豊かな乳牛の姿を紹介し、生産現場の理解へとつなげたい
生産者と消費者が直接交流する機会も増えました。ただ酪農に関しては、お互いのイメージにズレがあるために誤解が生じることも。酪農家が普段から見ている牛の「個性的」な姿を集め、ユーモラスな浮世絵で表現し、そこを接点に生産現場への理解につなげたい!というのがこのプロジェクトです。

よ~と

 ●会話が弾むような

 ●浮世絵版画「乳牛づくし」を作りたい

と思って立ち上げたのが今回のプロジェクトです。

●浮世絵「乳牛づくし」とは

江戸時代、動物が主人公の浮世絵が実際にありました。

馬づくし、猫づくし、金魚づくし…

どれもユーモアたっぷりに様々なポーズを1枚の絵の中にいっぱい詰め込んだ、その動物が好きな方にはたまらないものだったと想像できます。

…で。

今回製作するのは、その「乳牛」版です。

牛の浮世絵だってあるだろう~と探しましたが見つからず。。。

自分で作りました。

作者(私のこと)の気持ちとしては、酪農への理解につなげて欲しいというのもありますが。。。

乳牛好きが、まず楽しめなければならない!

という大前提があります。
江戸の浮世絵師の心意気を汲むなら。

これはまだ下絵の段階ですが、全12頭の牛たちが、いろんな仕草をしています。

乳牛を好きな方なら思わずニヤッと

…します

よね。

今回のプロジェクトは、この絵を江戸時代の浮世絵と同じく

多色刷りの版画で製作しよう!

というものです。

サイズはA4、使う色数は10色程度。

色の重なりや滲み、擦れ、そして微妙なズレなど、手摺りならではの味を出したいと考えています。

そのほうが時間を掛けて、見て頂ける可能性が高いからです。

彩色すると、こんな感じになる予定です↓↓↓

このイラスト自体は4年前に、私が筆ペンとクーピーで描いたものです。

既にご覧になった方もいるかもしれませんが、絵としては少し粗が目立つので、今回は版画にてチャレンジする次第です。
●なぜ浮世絵なのか?

浮世絵の大きな特徴として

 ●パッと見て、関心を惹きやすく

 ●じっくり見て頂ける

 ●リアリティを追求しながらも

 ●どこかユーモラスで感情移入しやすく

 ●見ていて楽しい気分になる。

つまり視覚に訴える宣伝効果抜群なのです。

今回のプロジェクトの特徴として

 ●費用を抑えるためレーザーカッターを使用し版板を彫り

 ●版板にはPEフォームという新素材を採用

 ●そして版画の摺りは自力で仕上げる
  (結局、これが一番安い)

というもの。

当初は伝統江戸木版画の技法で製作しようと考えていましたが、100万円超の見積金額、その他諸々の制約にあえなく断念。

代替の手法を探していたところ、レーザー加工+専用素材で版板を作ると格段に安くできることが判明しました。

そして…最後の仕上げ、自分で摺り上げます。

専門的に習ったことはありませんが、版画は作ることができます。

過去に私が製作したゴム版の多色刷り版画をご覧下さい。

いかがでしょうか?

一応ここまでは自力で出来ますので、信用して頂けたら嬉しいです。

自費で製作スタートしてしまおうかとも考えましたが

 応援してくれるお客様がいるのか先に確かめられる

 そして酪農業界の方々に伝えたいこともある

の2つが可能なクラウドファンディングに挑戦することを決めました。

今回はその版板等の製作費をファンディングしたいと考えております。
●資金の使い道

伝統江戸木版画でなく、レーザー加工+新素材で製作する今回のプロジェクト。

下記のような使い途を予定しております。

  ●PEフォーム(版板素材)10色分   15,000円

  ●レーザー加工 データ作成      5,500円

          加工賃 10色分    50,000円

  ●クラウドファンディング手数料(1