と言われた時、「あ、自分は介護タクシーを開業してこういう方達の役に立ちたい」とハッキリ決意しました。
このおばあちゃんが約1ヶ月後に急変され、ご家族は延命希望ではなかったため当施設で看取りとなりました。最後お話ししたときはもう会話ができない状態でしたが、「旦那さんの墓参りに連れて行ってあげられなくてごめんね」と声を掛けたらわずかに笑ってくれたように見えました。絶対にお金を貯めて介護タクシーを起業すると約束した翌日、出勤すると夜間お亡くなりもう施設をあとにされたとのことでもう会うことはできませんでした。
介護経験があるもののいきなり介護タクシーをするというのは無謀であると考え東京都内(23区特別区)のタクシー会社に就職し、タクシー乗務員として毎日東京都内おもに都心を走り回り地理を学んだりタクシードライバーとしてのイロハを学びました。2種免許取得、東京タクシーセンターでの試験が介護の勉強とは違い難しかったですが夢の実現のために努力しました。タクシー業界の現実を肌で感じたのは決して無駄なことでは無かったと思います。また、開業する介護タクシーの営業区域は神奈川県を予定していますが、神奈川県内だけで東京都には行かないということではなく、神奈川県内発または着であれば日本全国どこでも行けますので、東京都内の地理を覚えることや東京都内のタクシー業界を学ぶことは人脈を広げる面でも貴重な体験になりました。
私の保有資格
介護福祉士(国家資格)
社会福祉主事任用資格
認知症介護実践者研修(認知症グループホームで計画作成担当者として勤務するのに必要な資格)
認知症型サービス事業管理者研修(認知症グループホームにて管理者/施設長として勤務するのに必要な資格)
大型自動車第一種免許
中型自動車第二種免許(介護タクシーを運転するのに必要な資格)
介護タクシー事業を開業するための許可審査要件
●車両について
1営業所あたり1台以上必要(営業所一つのため車両1台から開業できる)
タクシーメーターを装備した事業用自動車であること(普通のタクシーと同じく緑ナンバー)
●営業所について
営業区域内に所在し使用する土地、建物について3年以上の使用権原が必要(賃貸契約書のコピーで可)
●車庫について
原則として営業所との併設が望まれる
営業所と同様3年以上の使用権原が必要、車両点検をするための広さも必要
●休憩や仮眠の施設
営業所か車庫に休憩や仮眠をとるためのスペースを設けなければならないとされています
資金の使い道
合同会社設立、資本金、運転資金 500,000円
福祉車両購入(中古) 1,100,000円
事務所契約、3ヶ月分家賃 800,000円
タクシーメーター設置、検定代 100,000円
CAMPFIREへの手数料支払い 510,000円
合計 3,010,000円
目標達成までのスケジュール
※行政からの認可等の時間がありますので最長◯◯ヶ月以内に認可がもらえるという場合、最長の期間を予定の日付と記載します。そのため、実際は早まる可能性もあります。
2021年3月15日 このプロジェクト支援募集終了
〜4月25日 神奈川県横浜市近郊にて事務所契約 ※主たる事務所の位置および営業区域を神奈川県とする予定のため
〜5月15日 合同会社設立申請、登記
〜6月15日