『お墓のはなし』かるたで子どもたちに想いを届けたい!

『お墓のはなし』かるたで子どもたちに想いを届けたい!
日本人が古くから手を合わせてきた「お墓」との向き合い方を、子どもたちが遊びながら覚えられる『かるた』を作りたい!そして、そのかるたが全国各地の子どもたちに届くようにしたい!…究極の目標は、子どもたちがみんな「そんなはなし、しってるよ!」と答えてくれること!

『お墓のはなし』を子どもたちにしています!
プロジェクトをご覧いただき、誠にありがとうございます。

私は長野県、南信州・松川町で小さな石材店を営んでいる、澤 栄一と申します。私は2018年より、子どもたちにお墓との向き合い方を伝えるために『子どもと一緒にお墓参りしよう!』というFacebookページを立ち上げ活動を細々とですが続けています。『おはかるた』公式ホームページも開設致しました。

この活動のきっかけは、私の地元で起きた一つの事故でした。生垣に囲まれた古い墓地にひとりで入った小さな子が、倒れてきた古いお石塔の下敷きになり、その後亡くなってしまう…という、とても悲しい事故でした。

私にも亡くなった子と同世代の子どもがおり、また、普段仕事として関わっている墓地、墓石での事故という事で、大変なショックを受けたことを、はっきりと覚えています。そして、自分に出来ることを出来る範囲でやってみよう、と、はじめた活動でした。

ご縁があり、石材業界紙でこの活動について取り上げていただき、多くの応援の声をいただいたことで、ひとりでも多くの子どもにお墓との向き合い方をもっともっと伝えたい、という思いを強くしました。

私はたまたま保育園に通う子どもを持つ身であったので、保育園で話をさせていただくきっかけを持つことができましたが、子どもたちに話をする「場」を持つ事の難しさも同時に実感しました。そんなある日、保育園に子どもを迎えに行った帰り道、まだひらがなもぜんぶ読めない子どもが、保育園で遊んだかるたの読み札を覚えてきて話してくれた時に、私が保育園でしてきた「お墓のはなし」をかるたにして子どもたちに届ける事ができれば、お墓との向き合い方が子どもたちに伝わるはず!とおもいました。そのかるたを使えば保育園などでの話をする「場」を持てなくても子どもたちに想いを伝えられるのではないか、と考え、クラウドファンディングに挑戦することにしました。
『お墓のはなしかるた』を作る!

『お墓のはなし

『お墓のはなし』かるたで子どもたちに想いを届けたい!
日本人が古くから手を合わせてきた「お墓」との向き合い方を、子どもたちが遊びながら覚えられる『かるた』を作りたい!そして、そのかるたが全国各地の子どもたちに届くようにしたい!…究極の目標は、子どもたちがみんな「そんなはなし、しってるよ!」と答えてくれること!

かるた』制作に先立ち、私の子どもの通う保育園に、手作りで1セットのかるたを贈りました。子どもたちは楽しく遊んでくれているそうです。

この、手作りのかるたを元に地元の先輩の印刷会社さんのご協力もいただき、「お墓のはなしかるた」を作成していきます。
子どもたちと手作りしました!
かるたの読み札の内容は、私の小学5年生の子どもにも手伝ってもらい、私たち大人目線だけでなく、子どもの目線から、もっと小さな子どもたちに伝わりやすい内容を考えました。また、読み札にそれぞれの札に込めた想いを添えた一覧も同封します。また、かるたの絵札はあえてモノクロで仕上げ、絵の面にはコーティングを施しません。これは、子どもたちが塗り絵のように遊んでもらえるように、とことん遊び倒してもらえるように、という想いを込めました。
『お墓のはなしかるた』誕生まで

前述した通り、きっかけは悲しい事故でした。

昭和生まれの私たちが子どもの頃、もし子どもたちがお墓で遊んでいたら、それを見つけた大人はどこの子どもであろうと叱っていましたし、私も叱られた経験があります。三世代同居が珍しくなく、お墓参りも身近だったと思います。そうして自然とお墓との向き合い方を覚えてきました。

日本には古くから「石のお墓」に手を合わせる文化があり、古いお石塔が残っています。古くから引き継がれているお墓の中には、ほんの少し手を触れただけで倒れてしまうようなギリギリのバランスで立っているものもあります。ですが、その古いお石塔も、手を触れず向き合って手を合わせるだけなら倒れる事もないのです。

お墓は向き合い手を合わせるもの…そんな私たちにとって当たり前の事が、子どもたちにとっては、初めて見聞きする事なんだ、と保育園を訪れてお墓のはなしをする中で知ることができました。子どもたちに古いお石塔や自然石のお石塔の絵をみせて「これは何かわかるかな?」と聞くと、「おはか!」と答えられる子どもはほとんどいませんでした。お墓だと思ってないから手をかけたり

『お墓のはなし』かるたで子どもたちに想いを届けたい!
日本人が古くから手を合わせてきた「お墓」との向き合い方を、子どもたちが遊びながら覚えられる『かるた』を作りたい!そして、そのかるたが全国各地の子どもたちに届くようにしたい!…究極の目標は、子どもたちがみんな「そんなはなし、しってるよ!」と答えてくれること!

登ったりして遊び、思わぬ事故に巻き込まれてしまう…そんな悲しい出来事は二度と起きてほしくありません。この活動、お墓のはなしかるたが、私たちが子どもの頃叱ってくれた大人の代わりになれるかはわかりませんが、ひとりでも多くの子どもたちにお墓との向き合い方が伝わることを願い、もしこのプロジェクトがうまくいかなかったとしても、私はこの活動を続けていきます。そして、いつの日か「お墓のはなし」は必要ないよ!と言われる日が、活動を続けなくてもよくなる日が来る事が、究極の目標です。

多くのご協力、お待ちしております。
ご支援に対するリターン

ご支援は、基本的に完成したかるたの購入代金としてお預かりさせていただきたいと思います。小口で参加しやすいリターンには、かるたの絵柄イラストのSNS用アイコンや、手ごろなサイズのステッカーもご用意しました。また、かるたの外箱などに協賛としてお名前を入れられるリターンもご用意いたします。企業様の社会貢献活動としてお役立てくだされば幸いです。

いなかの小さな石材店の、小さな小さな活動ですが、皆さんのお力をお借りして、大きな大きな想いになることを祈念し、また、重ねてご協力をお願い致します。長文駄文をお読みいただき、ありがとうございました。


元サイト
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