保育士が働きやすい環境を作りたい!!

保育士が働きやすい環境を作りたい!!
保育士の働く環境は決して良いものとは言えない状況。しかしすぐに現状を変えて行くことは簡単なことではない。保育士の心の負担を軽くし、前向きな心で子どもと向き合える様にしていきたい。

プロジェクトページをご覧いただきありがとうございます!
私は現在、認可外保育所で施設長として「保育所マミーハート」を運営しております。

保育士になることは、私の子どもの頃からの夢でした。
しかし、当時我が家には大学に通える資金がなく、高校卒業後は銀行に就職をしました。
決してこの時、保育士の夢を諦めたわけではありません。

私は銀行に勤めながら通信で大学の講義を受け保育士の勉強をしていました。
そして12年働いた銀行は出産を機に退職し、在職中に勉強をしていた甲斐があり保育士試験を受験し資格を取得することができました。

銀行退職後はまずピアノ教室からはじめ、その後ピアノ教室併設の音楽に触れ合いながら過ごす保育園を作りました。
保育園を設立してから、約17年経ちますが、経営していく中で一番大変だったことは、保育士を確保することです。そして、確保した保育士さんに長く働いてもらうこと。
そのためには、保育士の労働環境の整備や心のメンテナンスが必要でした。

このノウハウを皆さんに知っていただき、保育士が仕事に対して前向きになれる心の環境整備が出来る場を作りたいと思い、このプロジェクトを考案しましたのでぜひ最後まで目を通していただけると幸いです!!

保育士の離職率は高いと聞いたことがある方も多いと思います。実際に保育士として働いている方の多くは、毎年退職者がいることを普通の事と感じてしまっているのではないでしょうか。
厚生労働省が行った調査によると、平成25年の調査では保育士の離職率は約10.3%となっています。細かくみていくと、公営の保育所の場合7.1%、私営の保育所の場合12.0%と私営の保育所の方が離職率が1.6倍ほど高いことがわかります。また、新卒の保育士の場合、勤務開始から1年以内に離職する割合が25%となっており、3年以内の場合は約半数が離職しているといことで、特に若手の保育士が多く辞めてしまっているのが現状で、資格を持ちながらも保育士として働いていない方も多くいます。

保育業界は一般企業と比べても新卒離職率が高くなっていることがわかります。

なぜこんなにもたくさんの保育士が辞めてしまうのか…
ここで保育士の仕事の問題点をざっくりと書き出してみたいと思います。
-保育士の仕事の問題点-
・勤務時間が長い
・早朝や夜遅くまでの勤務
・休憩時間がない
・コロナ禍において負担が増えている
・気を張って保育をしなければならない、負担が大きい
など、他にもありますがざっくりとみてもこれだけ挙げられます。

サービス残業は当たり前にあり、勤務時間の幅も6:45〜21:00までと、とても幅が広いです。
また休憩時間も6時間を超えて働かないともらうことはできませんし、もし休憩があったとしても休憩の間に昼食を済ませ、園児1人ひとりの連絡帳の記入や行事の打ち合わせ、会議などに追われ休む暇などありません。

そのため休憩があってもなくても心身ともに負担が大きく掛かるのです。更に今はコロナウイルスの影響で消毒作業が今まで以上に増えていたり、マスクができない子ども達の中での感染対策がとても難しく、新たな問題にも直面しています。

そして何より感染対策や怪我などの安全対策をしながら、1人で何人もの子どもを見なければならないことが最大の問題点であると思います。

法律で決められている保育士の配置数は
・0才が3人  →保育士1人
・1.2才が6人 →保育士1人
・3才が20人 →保育士1人
・4.5才が30人→保育士1人
となっています。改めて数字にして見ると現役の保育士さんってすごいなぁと実感します。

例えば0才児といってもまだ動けない赤ちゃんもいれば、ハイハイをしたりヨチヨチ歩く子もいたりと様々です。1人が泣けば全員が泣くと言った状態で、1人で3人の子どもを見ることができるでしょうか?

なかなか厳しいのが現実です。

しかし私は経営者の立場でもあるため、経営側からの意見をいうとするのであれば、人件費が経費のほとんどを占めているため人件費が増えると赤字になってしまいます。そのためギリギリの人数で運営せざるを得ないのです。

よって保育士の仕事の量が多い、見合った給料をもらえないとなります。
保育士が辞めてしまう理由として
1位 給与・賞与等が低い 59.0%
2位 職員数が少ない   40.4%
3位 事務・雑務が多い  34.9%

他にも勤務時間が長い、人間関係がギクシャクしている、保育方針が違うなどが挙げられていますが、理由の1位にもある給料が安いと感じる理由は仕事量に対して安すぎるからです。

保育士の現状をたくさんお話ししてきましたが、私たちは新米保育士さんが多く辞めてしまう現状をどうにか変えていきたい!!と考えています。

保育士は仕事量が多いため新人さんに仕事を教える時間がない!!
研修制度があるような一般企業のような手厚いサポートはしてもらえないんです。

そのため新米保育士さんたちは、何もわからない状態で仕事をどんどん一人で抱えてしまい辞めてしまう方が多いのです。

新米保育士さんに関わらず、保育士さんはかなりメンタルがきつい状態になってしまいます。

先生同士の人間関係、難しいお子さんの保育、保護者の方との関わりなど・・・

密に関わる分、メンタルの負担は増大です。

そこで私は保育士の心のサポートのために音楽療法カウンセラーの資格を取得しました。

長年、ピアノに触れ、ピアノ奏者の指導をしてきた経験から、生活の中での音楽の役割や効能を実感してきました。

音楽を聴けば元気になる、癒されるなど・・・皆さんにも経験があるのではないでしょうか?

そこで、保育士の悩みを聞きながら、それを解決するためのアドバイスや、おススメの音楽で元気になってもらいたいと思っています。
保育士のメンタルサポーターになり、仕事の不安を減らしたり、音楽療法によるメンタルケアをする。

保育士メンタルサポーターの仕事内容↓
①サポート依頼をHPや公式SNSで受け付ける
②公式SNSで交流をし、悩みや不安を解決する
③おすすめの音楽プレイリストで心のケアをしていく
④保育士のオンライン講座の開催
→〈新人編・中堅編・園長編・リターン者編 etc…〉

保育士個人からのメンタルサポート依頼には、無料体験もつけます!さらに、無料体験を受けた方には、「保育士のお仕事マニュアル本」をプレゼント!

メンタルサポート制度導入の普及をはかることによって

・保育士不足の解消
・離職率の軽減
・待機児童を減らせる
・メンタルサポーター育成のために保育士を雇用する
・保育士が働きやすい環境づくり

が、実現されます。

そのための、パンフレット作成やホームページ作成、メンタルサポーターになる人材の雇用などの費用を、皆さんにお力添えいただきたいのです。

素晴らしい保育士さんがいてこそ、皆さんが安心して働けることを、どうか知って欲しいです。

皆さんのあたたかいご支援をお待ちしています!

<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、