ご挨拶
はじめまして。
岡山で小さなITの会社を経営している松山将三郎と申します。
神戸生まれ、父母は公務員、田んぼを駆け回って育ち、ゲームと漫画大好き、大学では心理学を学び、パチスロの会社でサラリーマンを経て、システム会社を創業。現在7年目で社員数は19名です。
そんな私がなぜ「サンクスUP」という人事評価制度をつくろうかと思ったか?
そしてなぜそれを本にしようと思ったか?
それは…
そもそも私は人を評価できる人間なんだろうか?
という疑問がキッカケでした。
中小企業の経営者になって初めて人を雇用しました。そして冬の賞与査定の際「人間の優劣を自分のような人間が評価してよいのか?」と、極めて疑問に感じました。
なぜなら、私は相当なハミダシ者だからです。
学生時代はテストの成績は良かったのですが、当時あった中学生男子全員丸刈りという校則に疑問を覚え改革を唱え生徒会長に立候補し、目立ちすぎたのか不良グループに呼び出しくらって大ゲンカしました。
サラリーマン時代の私は、ケータイゲームの企画担当で結構な売上を上げ若手のエースと期待されていたのですが、あまりに積極的・トンガリすぎて最後はなんと賞与金額ゼロ円でリストラされてしまいました。
そんな、結局なぜかハミダシちゃう自分のような社長から、まじめに働いた社員さんの業務成績を評価されたところで納得できるだろうか?
少なくとも私はできないな、と感じました。
書籍『幸せな未来は「ゲーム」が創る』との出会い
アメリカのゲームデザイナー兼代替現実ゲーム研究者のジェイン・マクゴニカル氏が書いたこの本を読んだ時に衝撃を覚えました。
もともとサラリーマン時代にソーシャルゲームのゲームデザインを担当していた私は、それが現実社会にも応用できること(ゲーミフィケーション)に気づき、そして評価制度にも使えそうだと考え、「他者を的確に褒めれば褒めるほど自分の評価が上がるゲーム」を考案しました。
評価の方法は目星がついたのですが、その評価基準をどのようにして作るか?の問題が残っていました。
社長が勝手につくった評価基準にみんな納得するだろうか?
人事コンサルが持ってくる業種ごとの評価基準テンプレでみんな納得できるだろうか?
少なくとも私はできないな、と感じました。
「フューチャーセッション」と「親業」
フューチャーセッションでミッション・生きる意味を考える5時間(2015年4月18日@就実大学) 就実大学経営学部の林俊克教授は私の経営のお師匠さんです。私が起業する際にさまざまなアドバイスをいただき、未来志向・多様性・対話を重視する次世代の楽しい会議「フューチャーセッション」こそがイノベーションを起こす方法だと教えてくれました。
コミュニケーショントレーナーの江崎英子先生は私の心のお師匠さんです。一方的に価値観を押し付けるのではなく「聴く」姿勢こそが人間を成長へと導く親業(ゴードン・メソッド)を教えてくれました。
6年前にこの2人の師匠がコラボしたフューチャーセッションを一緒にやりました。お菓子をポリポリ食べながら模造紙と付箋で浮かんできた未来像に「いいね」と言い合うのがこれほど楽しいのか、と感動しました。そしてこの手法こそが評価基準をつくる最適な手段だと確信して、自社で試行錯誤しました。
経営体験報告で「教えてほしい」との声が
それからフューチャーセッションとゲーミフィケーションで独自の評価制度をつくって運用している経営体験をある経営者団体の勉強会で行ったところ「松山さんのところの評価制度はとっても面白いね!どうやっているか教えてほしい」と言われました。私はそれがとても嬉しくて、すべての資料を共有し、私がファシリテーターとなってその会社でセッションを行いました。
その後、会社の研修メニューとして正式に展開し、2020年にはコロナ禍にもかかわらず、岡山、佐世保、飛騨高山、米子、明石、倉敷の会社に導入させていただきました。
今後はもっと拡めるため、サンクスUP!の書籍化を行い、より多くの人がファシリテーターとして活躍できるようにしたいと考えています。
サンクスUP!とは?
サンクスUPは(1)人事研修、(2)360°評価、(3)日報システムの3つから構成される人材共育・社風づくりの総合ソリューションです。
SESSION1:ビジョン「未来新聞をつくろう」
経営者が経営理念を語り、社員が10年後の夢を語り合います。それらをあわせて10年後の未来のビジョン『未来新聞』をみんなでつくります。
そしてその未来を実現するためにやるべきこと(現在の『タスク』)と未来の『タスク』(やりたいこと)を共有します。
SESSION2:バリュー「評価基準をつくろう」
現在と未来の『タスク』に対して必要な『スキル』を明らかにします。そして、社員同士でとことん褒め合う『褒めシャワー』を浴びせ、理想の社員像(理想の上司、理想の新人)をみんなでイメージします。
それらを『成果』『能力』『姿勢』にまとめ評価基準に仕上げます。
SESSION3:キャリアマップ「役割を考えよう」
自社にはどんな役職があるか?どんな役割があるか?を明確化します。タスクに対してスキルを4つのレベルに分解し、地図状に並べ、現在の立ち位置を社員同士で確認し合います。そして、未来にどの位置に行きたいかを話し合い、お互いのキャリアを見える化します。会社ごと部署ごとにキャリアマップをつくります。
SESSION4:ミッション宣言「目標を応援しよう」
SESSION1~3で考えた『成果』『能力』『姿勢』に加え、『健康』と『プライベート』の目標を9×9マスのシートの『マンダラチャート』に入れて年間目標をみんな一緒に考えます。完成したマンダラは一人ひとりのミッションとして発表します。その時にその場の全員が1人の目標に対して自分ができること(協調アクション)を伝えます。この瞬間に1人の目標はみんなの目標になり、チームの目標となります。
目標管理と軌道修正をマンダラでできるシステムとして開発中。
以下①~③の3つの手順で行う360°評価。やればやるほど仲良くなります。
①減点なし!加点のみの評価をみんなでつけ合う
②ありがとうの言葉があふれるシートをもらう
サンクスUP!シートより③自己評価と他者評価を比較して自分を知る
サンクスUP!シートより
資金の使い道
書籍
・印刷・製本代 90万円
・編集・デザイン・装丁一式 155万円
・消費税 24.5万円
ファシリテーター養成講座
・宿泊費
・講師代
・雑費(模造紙や付箋など)
サンクスUP!研修
・ファシリテーター代
・雑費(模造紙や付箋など)
リターンについて
A.書籍2冊セット 3,900円
サンクスUP!研修のノウハウを詳細に解説した書籍です。
自分用と大切な人用として2冊セットです。
B.サンクスUP!研修 1DAY 380,000円
所要時間6時間。実際にファリテーターがあなたの企業でサンクスUP!研修を実施します。
・個別SESSION希望の場合は1回12万円
・4SESSION48万円のところ1DAY割引で38万円