て連携し「ワオ!クエスト」を一緒につくっています。
「社会課題」や「SDGs」と呼ばれるものは一つ一つが深く、難しいテーマだからこそ、私たちだけではなく、共創パートナー団体と連携、監修・アドバイスをいただきながら、正しく、質の高いプログラムを提供できる体制で開発をしてまいります。
なお、今回の体験版以後、5月より開始予定をしている本サービスでは、ご利用いただくにあたって、お支払いいただくプログラム利用料のうち、10%を連携する社会課題の解決に取り組む共創パートナー団体へと寄付に充てさせていただきます。プログラムを楽しみながら、今後子どもたちが生きていく、未来の社会課題の解決促進にも貢献できるサービスとなっています。
現在までに、以下の4団体とのパートナーシップが決定しております。どの団体様も、大きな社会インパクトを生み出しているチームですので、本サービスのプログラムも、ぜひ楽しみしていただけたらと思います!
※プログラムの共創パートナー団体様のご紹介(順不同)
■認定NPO法人 セカンドハーベスト・ジャパン 様
セカンドハーベスト・ジャパンは、食品メーカーや農家、個人などから、まだ充分食べられるにも関わらず、さまざまな理由で廃棄される運命にある食品を引き取り、それらを児童養護施設の子どもたちやDV被害者のためのシェルター、さらに路上生活を強いられている人たちなどの元に届ける活動をおこなう、日本初のフードバンクです。
私達が「ワオ!クエスト」に参画を決めたのは、様々な身の周りにある社会課題を、親子で楽しみながら考える機会を提供するという点に共感したからです。子どもたちにもわかり易いストーリーと可愛いキャラターの絵本に加え、ワークショップなどの好奇心をそそるプログラムを通じて、親子で積極的に参加していただきたいと思います。「とても楽しい体験だった」と感じてもらえるよう、イースマイリーさんと一緒に準備を進めていきます。
■認定NPO法人 かものはしプロジェクト 様
かものはしプロジェクトは、性的搾取を目的に強制的に子どもが売られてしまう問題を根本的になくすために活動しています。過去にはカンボジアで活動し、現在はインドで、サバイバー(人身売買被害者)が自分の人生を取り戻すための「サバイバーに寄り添う」活動と、人身売買ビジネスが成り立たないよう「社会の仕組みをつくる」活動の二つを軸に「子どもが売られる問題」をなくすために様々な取り組みをしています。
私達が「ワオ!クエスト」に参画を決めたのは、「絵本」という方法にとても共感したからです。かものはしが活動している領域は、一見シンプルに見えて、実はたくさんの大切にしている想いがあります。それを支えている私たちのこれまで9年間の体験と醸成された価値観があります。それらを多くの皆さまと共有させていただきたいとずっと願っていながら、言葉を紡ぎ続けても伝わらないもどかしさがありました。「絵本」はそれらのエッセンスをぎゅっと凝縮して、シンプルな言葉で、子どもたちにわかるように表現することができます。それはかものはしにとって大きな魅力でした。インドで活動する9年間の中で、私たちはとても大切なことをインドの皆さんから教わってきました。そしてそれは日本の様々な社会課題や、私たちの紡ぐ他者との関係性にとっても、とても深く関係していると確信しています。イースマイリーさんの「ワオ!クエスト」を通して、たくさんの方々にそれをお伝えできることを、心より光栄だと感じています。
■認定NPO法人 グリーンバード 様
グリーンバードとは、国内に70、海外に7の活動拠点を持ち(2020年1月末時点)、各地で街の清掃活動(ごみ拾い)を中心に街づくりのサポートを展開している認定NPO法人です。チームにはそれぞれ個性的なリーダーがおり、彼らの呼びかけで集まったボランティアが定期的に活動しています(年間の参加者数は約3万人)。2002年にスタートした活動は、今では老若男女幅広い層が参加するようになり、放置自転車や耕作放棄地などの問題解決、それに商店街の盛り上げなどにも一役買っています。「カッコ良さ」「参加のハードルの低さ」を追求し、若者とまちの接点をつくっています。
グリーンバードの活動は2021年で19年目を迎えますが、SDGsやマイクロプラスチックというワードが一般化してきた今、改めてお子さんやそのご家族の方々にもグリーンバードを知っていただくきっかけをいただき、とても光栄に思っています。グリーンバードがボランティア参加へのハードルを下げる活動を続けてきたように、「ワオ!クエスト」というツールを使って社会課題を身近に感じていただくお手伝いができれば嬉しいです。
■公益財団法人 日本ケアフィット共育機構 様
公益財団法人 日本ケアフィット共育機構は、あらゆる“ちがい”を超えて、誰もが他の人を支え、その人がさらにまた誰かを支える、相互に作用しあう暮らしやすい社会を目指しています。そのために欠かせない、「ケア」を「フィット」する人を、社会にあふれさせる取り組みを続けています。
私達が「ワオ!クエスト」に参画を決めたのは、“共生社会って何だろう・何が大切なんだろう”ということを、絵本という、これまで私たちが取り組んだことのなかった方法で子ども達に伝えることができると感じたからです。様々な“ちがい”がある人が暮らしやすい社会には、これからの社会を担う子ども達の存在が欠かすことができません。絵本の世界から子ども達が様々なことを感じ取ってもらいたいと思っています。
今回、クラウドファンディングを実施した背景に、「絵本やワークショップを支援者の皆様と一緒につくりたい」という「最大の目的」があります。
なので、ワオ!クエストでは、出来上がった絵本やワークショップをお届けするだけではなく、つくる工程も含めて、支援者のみなさまに「公開」していきます。
私たちがどんな想いや狙いを込めて「絵本」や「ワークショップ」をつくっているのか。その行程を見ていただけるようにすることで、大切なお子様に提供する教育プログラムとして「本当に信用できるものであるか」「安心して利用できそうか」といったことを十分に検討し、ご判断いただけるようにしたいと考えています。
特に、私自身がプログラムをつくるなかで毎回学びの深い時間となっている、共創パートナー団体との打ち合わせの様子なども、許諾をいただき、ご覧いただこうと考えています。第一線で活躍されている方々が、どのような課題に対して、どのような手段や考え方で解決に向けてアクションしているのか。その体験をどのように絵本やワークショップに落とし込んでいくか。プログラムをつくっていく中で、毎回、深くディスカッションさせていただいているこのプロセスも、提供プログラムの一つとしてみなさんにお届けできるようにしてまいります。
また、プログラムをつくっていくにあたって、みなさまからの意見も反映していき、みなさまの目線で『これなら子どもも楽しめそうだ!』と実感していただきながら、みんなでプログラムを「共創」できる場にしてまいります。
お子様にとって意義のある、そして安心し