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ホテルマン出身の書家土屋彰仁が、横浜で言霊個展を開催したい!
5 ~ 6 分
♦はじめまして。
私は、書家の土屋彰仁(つちや あきひと)と申します。
まずは閲覧頂きました事、心より感謝申し上げます。ありがとうございます。
私は、神奈川県箱根町で生まれ育ち、現在は横浜市に居住しております。5歳の頃より筆を持ち始め、途中のブランクを除き、今年で25年目を迎えます。
私のコンセプトは「人の隣にあるもの」であり、書芸術を用いて人の支えとなる作品を製作しています。
♦大規模な個展開催を決意した経緯
コロナ感染者数が東京都で949名、神奈川県で480名。全国累計3849名。(2020年12月26日現在)
外出自粛により、普段の行動がとれずに不安ばかりを募らせる日々を送っている人々が増えている中で、私たちアーティストには何が出来るのか。日々、テレビやラジオ等で発表される感染者数に怯えながら、何もしないで過ごすのかと自問自答した答えとして、人の心に寄り添った作品をコンセプトとした私の作品を、広く皆様にご覧いただき、勇気や元気をお届けしたいと思いました。
そこで私は、2021年7月に横浜市内の規模のあるギャラリーで「言霊の纏(まとい)」と題しました書の個展を開催し、多くの人々の心に、たっぷりと沁みわたる栄養を感じ取っていただき、元気でワクワクするような感動を呼び起こし、人生の糧にして頂ける事を目的として、このプロジェクトを立ち上げました。
♦個展タイトル「言霊の纏」とは。
纏とは江戸時代、火事の際に消防員が火事場の目印として、また士気を鼓舞するものとして存在しておりました。
それに倣い、コロナで当たり前が当たり前で無くなり疲弊しているこの時代に、書を使って人々の心を高揚させたいという想いから、このタイトルを付けました。
♦この個展の特徴
大きく分けて3つあります。
一つは、ご来場いただきました皆様に「小さな驚き」をご提供する事。
書芸術は、2m近くある大きいサイズに、血のほとばしるような線を表現した荒々しい作品や優美で気品のある曲線美で構成された作品。また、渇筆(かっぴつ:カスレた線)を生かした、情緒的で心に沁み入る作品があります。それぞれの性格を持った作品たちと対峙することで今まで味わったことのない世界を体感頂き、ワクワクするような「小さな驚き」をご来場の皆様に味わって頂けたら幸いです。
二つ目は、私の存在を知って頂く事。
私は長年、ホテルマンとしてホスピタリティサービスを行って参りました。その中で相手の立場になって行動する事や、ニーズをいち早く察知し、先読みをする事など多くを学びました。相手が何を望み、私は何をすべきかを常に考えて実行することは、私の流儀の一つと言えます。これらの経験を書の活動と繋げることで、人の心に寄り添い、支える作品を誕生させることが出来ました。
三つ目は、作品との出会いの場のご提供です。
一つ一つの作品は唯一無二の存在です。心に沁み入る作品と出会い、対話し、そして気付きを得る。大きなギャラリーの中で、そんな素敵な循環が生まれることを望んでおります。
不死鳥 2019
♦これまでの活動
【奉仕活動】
・2013年8月 ミャンマーの孤児院に向けて、有志10名とともに5mの書画作品を共同制作し、NPO団体の御協力を賜り、現地に寄贈。
・2014年7月 東日本大震災復興支援の為、箱根町地元有志の親子20名とともに、書画を製作。NPO団体の御協力を賜り、福島県小名浜町の公民館に寄贈。