女性向け自立支援サポートのNPO法人を作りたい!

ためになると思っていました。

しかし、弁護士へ依頼するには多額の費用がかかります。実際に被害者にはその費用がまかなえないことが多くありました。
そして、先日私と関係性が深い身近な人がずっと悩み続けていたモラハラ夫から離れ、離婚を決意しました。私は全力でサポートしました。
弁護士に依頼する余裕はなかったので、自分でどのような手続きをすべきなのか調べ、役所へ付き添いました。

役所では驚くことばかりでした。
目の前に『できない』『無理』という壁が立ちはだかり、そうでなくても日常生活で疲れ果て、傷付き弱っているのに個人で別れたいという熱意を持っていても『もう我慢してこのままの生活を続けたほうがいいのかな』と思ってしまうんじゃないかと感じました。
それは役所が悪いとか弁護士が悪いとかではなく、今の仕組みが弱者に寄り添える環境ではないだけのこと。であれば、豊富なカウンセリング経験を経て被害者の目線から代弁が可能な私が、寄り添い、その知識を活かせれば被害者がこれ以上何かを諦める選択をすることを防げるのではないか、支えることができるのではないかと強く思いました。

今まで夫婦で活動しているRe:gene(リジェネ)ではカウンセリングでお金をいただいていました。
夫婦問題を解決していくにはクライアントはとても労力を要します。その気持ちを持続させるためにお金を払っていないと無料だからという理由で頑張らない人がいるから。
この理由が大きかったのですが、離婚するのにはお金をもらわないでおこうと決めました。

何故離婚をサポートする“Re:support(リサポート)”はNPO法人なのか。
今までカウンセリングで出会ったモラハラで苦しんでいる被害者はお金がありませんでした。理由は様々ですが、モラハラ加害者は被害者に余計なお金は持たせず、しかも自由に外出することも許さないなど、加害者から渡される最低限の生活費しか持っていないことが多いのです。そういう被害者に弁護士を勧めるのはどこか見放した、見捨ててた感が自分の中にありました。
そういう方にも『悩んだらとりあえずここに来て!』『来いよ!』と言える場所を作りたかった。
そこで無料で相談を受けることができるNPO法人の設立を決めました。

小さな『助けて』の声を必ず拾います。
見逃しません。

サポート企業を増やし、連携を強め、悩みを抱え相談に来た方へのお仕事の斡旋、住居の確保、育児サポート等で自立への支援を行います。

将来的には全国に小さな『助けて』を言える場所を作ります。Re:supportで救われたと思っていただけた方にサポーターとして次の悩める方のサポートに回ってもらうことで同じような苦しみを抱えている方のサポートを循環させます。

そのために先ずは大阪で基盤を固め、仕組みをしっかり作ります。
その後、各都道府県に相談支援員を配置して全国的にサポートできる仕組みを作っていきます。

理想はこのサポートがなくなっていくことだと思っています。
自分が助けてもらったら、経済的でも精神的でもいいので誰かを助ける。あしながおじさんのような世界で苦しんで我慢し続けるモラハラ被害者が減り住み良い環境を作っていきたいと思っています。

NPO法人を設立するのに、なぜクラウドファンディングを立ち上げることにしたのか。
これにはいろいろな理由があります。

まずは少しでも多くの方にこの活動を知ってもらいたいということと、そこに至る想いを知ってもらいたかったこと。
モラハラという言葉が一般的に使われるようになり、モラハラということに関