生活の中で日本語で最先端のAIが利用できる未来を実現したい

生活の中で日本語で最先端のAIが利用できる未来を実現したい
スマホやスマートスピーカーなどでAIが身近に利用できる時代になりました。しかし、最先端のAIモデルは英語を対象にして研究が進められているため、日本語への対応は古いモデルになることをご存知でしたか?この企画では日本語が使えるAIを研究、開発するための教科書を作り、より便利な生活の実現を目指します!

はじめに・ご挨拶

大学院でガウス過程最適化の研究に没頭するうちにAIについて関心を持つ。
自然言語処理を扱うITエンジニアとして企業で研究開発に従事する。
word 2 vecというAI(言語モデル)の実装とアルゴリズム解説の同人誌を発行した。2021/02/09時点で電子書籍で37冊購入されている。

このプロジェクトで実現したいこと

日本語を扱うAIが未来をより便利にするはず

日本語を扱うAIについて解説する本を出すことで少しでも多くの人にAI、特に日本語を扱う自然言語処理に関心を持ってもらい、日本語で使えるAIの研究開発が盛んになり、最先端のAIの恩恵を日本語で受けられる未来を実現したいです。
そのためにAIのモデルの一つであるfasttextについてアルゴリズムの解説本を世に出したいです。
推しポイント
Google ColaboratoryGoogle Colaboratoryの例1. Google Colab という無料のプログラミング環境を使って、アルゴリズムの挙動を分かりやすく説明する。ただ実装を紹介するのではなくコードの意味に納得感を得られるものにします。
2. 日本語を扱うAIについて日本語で説明します。
3. 本書を読むことでfasttextというモデルの実装とアルゴリズムの理解が出来るようになり、最先端のモデルへの理解をしやすくなります。

プロジェクトをやろうと思った理由

AIはGoogle、Facebook 、Microsoftなどで盛んに研究されているトピックです。
その成果はアプリやスマホなどで一般のユーザーに便利な体験として還元されています。
しかしその研究対象は主に英語を扱うものです。
そのため最先端のAI技術の恩恵を受けられるのは英語だけです。
日本語は最先端から一歩、二歩遅れたAI技術しか利用できません。
日本語で最先端のAI技術を利用したサービスを開発するためには、日本語を扱うAI技術の研究開発が大切になります!
私自身AIの研究論文について調査や利用について取り組んでいることもあり、日本語に対応したモデルが少ないことに歯痒さを感じることは少なくありません。
そこで今回のプロジェクトで日本語に対応したモデルに関心を持つ人を増やして、サービスやプロダクトに取り入れやすい未来へ近づければと思っています。

これまでの活動

2019年にfasttextへと繋がるモデルであるword 2 vecというモデルのアルゴリズムの解説を同人誌として発行しました。

技術書典というイベントで頒布を行い、現在もboothで頒布を行なっている。累計で37冊が購入されています。
資金の使い道

印刷費 30,000円

活動費 70,000円

合計100,000円

を見込んでいます。

リターンについて

500円 謝辞掲載
1000円 謝辞掲載+電子書籍データ+実験用プログラム
2500円 謝辞掲載+電子書籍データ+実験用プログラム+紙書籍