●はじめに・ご挨拶
はじめまして。株式会社アートナイガイと申します。(株式会社アートフリーク×株式会社アートナイガイ)
本ページをご覧いただきありがとうございます。
私たちはグループ全体として展示会やイベント等のデザインを通して企業のプロモーションをサポートしています。
サイン工場の拠点である東京都江戸川区葛西で、デザインや施工のノウハウを活かした地域貢献をしたいという思いからこのプロジェクトは発足いたしました。
●このプロジェクト発足に至った背景
①こどもたちの発想力を育てたい
ゲームで遊ぶこども
昨今、こどもたちがスマホやゲームで遊ぶ時間が年々増えるとともに、東京都では遊び場の減少が問題視されています。また、AIなどの発達により、人間としての「発想力」「創造力」がより求められるようになりました。
皆さんは小さい頃に遊んだゲームと、実際に足を運んだ旅行では、どちらの記憶に残っていますか?きっと体験を伴っている旅行のほうが印象深いのではないでしょうか。
バーチャルの世界では味わうことのない、リアルに手を動かす「ものづくり」からクリエイティブな活動の楽しさをこどもたちに伝えたいと思っています。
そのために、まずは弊社の活動拠点の一つである葛西のこどもたちに「発想力」を伸ばすきっかけを提供したいと思いました。
②SDGsを達成するための活動
私たちが普段施工している展示ブースなどは、展示会会期終了後には廃棄されてしまいます。その中でも以下の材料は再利用できるのではないかと考えました。
◎経師紙(きょうじがみ)
経師紙の画像
展示ブースなど、短期間で展示するときに使用される壁紙です。
展示会でよく使用されていますが、ロール買いするため、余った未使用の紙も廃棄されてしまうことが多いです。
◎木工パネル
展示会終了後撤去される木工パネル
リース品として使いまわす場合もありますが、使いまわすことができないブースの場合、そのまま廃棄されてしまいます。
◎スタイロフォーム
スタイロフォームの画像
看板の下地などに使われる素材です。特定の形に切る場合が多いので、切れ端となった部分は廃棄されてしまいます。
これらを再利用し、本プロジェクトをよりサスティナブルな活動にしたいと考えています。
●イベントの実施内容
弊社活動拠点のひとつである葛西ファブリケーションにて人数制限をしたうえで開催したいと考えています。現在実施したいと考えているイベント内容をご紹介いたします。
◎巨大ラクガキ帳
家ではできない、壁から床まで自由に絵を描ける空間を作ります。
壁面・床面は普段は廃材になってしまう展示会で余った経師紙(きょうじがみ)と木工パネルを使用して制作いたします。
画材には廃材で制作したスタンプ、口に入れても安全な絵の具・クレヨンなどの使用を検討しています。
また、絵を描くときには筆だけでなく、手を使って様々な形を作るなど、こどもたちの発想力をより豊かにするきっかけにしたいと思っています。
また、実際にブースやコンテンツのデザインを行っている弊社社員が同時にライブペインティングを行い、デザインを学び、仕事にしている人と一緒に絵を描くことができます。
デザイナーってどんな仕事?普段はどんなことをしているの?気になることがあれば気軽に聞いてみてください!
最後には一つの大きな絵となり、みんなで一つのものを作りあげる達成感を感じてもらおうと考えています。
◎小さな家づくり