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生きた土で作った《黄金のさくらんぼ》至高の味を皆さまに届けたい!!
4 ~ 5 分
生きた土で作った《黄金のさくらんぼ》至高の味を皆さまに届けたい!!
私たちは皆様に安心して召し上がっていただくために、そして本当の作物の美味しさを知っていただきたいとの思いから『黄金の生きた土づくり』を40余年以上こだわり続けている観光農園です。
北海道芦別市の大橋さくらんぼ園
全国の皆さん、こんにちは。北海道の大橋さくらんぼ園です。
黄金の活きた土づくり
私たちは40年以上にわたって、栽培中の化学肥料に頼らず、
微生物と堆肥で『黄金の活きた土づくり』にこだわり、
栽培しつづけているさくらんぼ専門農園です。
3年続きの打撃
大橋さくらんぼ園は『さくらんぼ狩り』がメインの観光農園です。
さくらんぼ狩りの時期(7月と8月)には毎年15,000人~20,000人のお客様がご来園くださいます。
割合としては海外の方が5割、北海道のお客様が4割、そして本州のお客様は1割の割合です。
しかし今年は海外と本州のお客様はコロナの影響で来ていただくことが出来ませんでした。
本州と海外のお客様で6割を占めているので今年のこのコロナの影響は大橋さくらんぼ園にとって、
とても大きな打撃となりました。
ご存知の方もおられると思いますが、お客様の減少によりさくらんぼの廃棄を危惧し6月に急遽クラウドファンディングでご協力を仰ぎました。その節は多くの方々にご支援いただき大変嬉しかったです。
しかし通常はお客様がご自分で摘んでいただくさくらんぼをお客様が来られないとなると大量のさくらんぼを自分たちで摘まなくてはなりません。急いで1月頃から摘み手の方を短期アルバイトで募集し、なんとか人数だけは十分集まったのですが、さくらんぼの収穫の方法を初めての方に理解していただくのはかなり難易度の高いものでした。
ちょっとした色の違いで糖度は5度以上変わってしまいます。また、収穫時期によって同じ色でも糖度は10度以上変わってしまいます。さらに困ったことに60種類あるさくらんぼが全部熟した際の色具合が違うのです。
何とかさくらんぼの廃棄は免れましたが、かかった人件費は通常の2倍以上かかってしまう結果となりました。
2020年6月放送UHBみんテレ
8月7日の台風直撃
そして、さらに追い打ちをかけるように8月7日の台風の直撃。その強風は約20年以上の昔に一度経験したことのある、とても強いものでした。
アーチがみるみる内に上から押し付けられるように風で潰され、その被害面積は当園の畑の面積の4分の1(約1.3ヘクタール)となりました。まだ確定はしておりませんが、その被害額はアーチ代と修繕の為の人件費でおおよそ600万円ほどになると思います。
台風が直撃した8月7日は、畑にはまださくらんぼが実っていたのですが、アーチが倒壊し雨にあたって割れてしまったため、”さくらんぼ狩り”もやむなく終了せざるを得ない状態になってしまいました。
今年こそは!と思っていた理由
大橋さくらんぼ園のスタッフ全員が『今年こそは売上を上げたい!』皆がそう切に願っていました。
それは、昨年(令和1年)と一昨年(平成30年)の2年連続で大不作だったからです。原因は春の霜によるさくらんぼの雌しべの壊死でした。
ここ10年ほど温暖化の影響で3月入ると、とても暖かい日が幾日も続き雪解けがとても速いのにはびっくりします。雪がとけるだけなら農家にとっては嬉しい事なのですが、この時期に暖かい日が多