してこれからも常に挑戦しよう。そう心に刻んだ一日でした。
いつも「たった一人」の喜びに寄り添いつづける
今回のクラウドファンディングに挑戦した理由は、この秘密基地のようなガレージを活用できる状態にする事で、私たちのやるべき事が一歩前に進むと思ったからです。
テーマを『道の駅』として活動していますが、地域に貢献している!と言える事業はまだごく一部にとどまっています。
次の時代のものづくりを模索する企業や職人さん、私たちのお店に小さな幸せを探しに来てくれるお客様。当たり前の事ですが、感じ方や考え方は十人十色で、1人として同じ人はいません。
私たちにとっては、そのすべての人が尊く、『たった一人』の喜びに寄り添う事が私たちにとっての普遍的なテーマとなっています。
一昨年のプロジェクト始動で、まず自分たちの店を持ちました。 ものづくりをする人と、それを手に取り、宝物にしてくれる人を繋ぐ役目としてです。
そして、このリノベーションが完成しても、ARAKAWA ii VILLAGEはまだまだ完成しません。
繋がりが新しい繋がりを生み、新しいストーリーが生まれていく事に終わりはない、そう思うからです。
資金の使い道・実施スケジュール
みなさまからご支援いただいた資金は、建物のリノベーション費用とリターン品のご用意に充てさせていただきます。
店舗、カフェスペースとして営業が出来る設備を作るのはもちろんの事、フリースペースとして展示やイベント、ワークショップをしたい!という作家さんや企業の皆様の、「こうだったらいいのに」を叶える場所になるよう、工夫を凝らしたリノベーションをしたいと考えています。
クラウドファンディング終了後に、自己資金と合わせて工事内容を確定させ、大工さんに工事をお願いする予定です。
資金の不足分はDIYで作業し、秋口にはお披露目出来るよう進めていきます。
リターンのご紹介
ARAKAWA ii VILLAGEらしいリターンを色々ご用意しました。
リノベーションしたガレージのカフェは、寛ぎの時間にもリモートワークにも最適な空間になるようデザインをします。
地域のこれからを一緒にワクワクしてもらうお披露目パーティの参加チケット。
作り手と買い手を繋ぎたいと強く感じた、ARAKAWA ii VILLAGEが始まるきっかけとも言える陶芸家の作品など、これからの ARAKAWA ii VILLAGEのストーリーを一緒に紡いでくださる支援者の皆様に届けたいものばかりです。
最後に
私たちARAKAWA ii VILLAGEは、たった3人で運営する小さな会社です。
今後も、多少の増員はあるにせよ、自分たちの会社を大きくして、たくさん従業員を雇う事は目標としていません。目が届かなくなり、『たった1人』の顔が見えなくなる事は私たちの目指すものではないのです。
「ハニカム構造」というのをご存知でしょうか?
蜂の巣は、六角形の集合体で構成されていて、強度としなやかさに長けている事から様々な分野に応用されています。
ARAKAWA ii VILLAGEのロゴには、鉛筆をモチーフにした六角形が隠れています。
これには、私たちを突き動かしてくれた鉛筆への敬意はもちろん、「自分たちは小さなピースでも、六角形のピースが集まればとても強いものになる」というメッセージが込められています。
ビレッジ(村や集合体の意味)というネーミングにも、一つの箱に入って同じ事をする集まりではなく、個々が輝きながら、手助けしあうコミュニティの一員でありたい