長野県の住人83人の池田町広津地区に、関係人口100人が集う別荘をつくりたい!

てきました。2020年からはご厚意で無明荘をお借りでき、地区の自治会にも入会させていただきました。ここを拠点にして、広津の魅力を発見、発信しながら活動しています。それぞれ普段は異なる生活圏で過ごしながら、週末には無明荘で二拠点居住にチャレンジしつつ、奉仕活動を行いながら、広津の魅力を発見、発信しています。

池田町と私たちの大学キャンパスとの立地関係

地区の方と協力して40年ぶりに獅子舞を復活させました

御宮の掃除

ある日の広津

無明荘を拠点とすることで、広津の魅力に触れられる機会が格段に多くなりました。

一方で、広津には現在以下のような課題があることもわかってきました。

①少子高齢化に伴う人口減少と過疎化の進行
②交通手段の選択肢の減少などで、日常生活を送るのが困難に
③歴史ある伝統民俗や文化の伝承問題
④有害鳥獣被害
⑤森林及び農地の荒廃、耕作放棄地の増大
⑥生物多様性が損なわれる

実際に猫に荒らされた部屋

経済的な費用対効果が低い山間地域に、行政が今以上にお金をかけることは難しくなっています。広津も例外ではありません。どの集落も家が数軒しか残っておらず、たった一軒になったところもあります。道路、水道といったインフラを維持整備することへの必要性が強く問われています。議論が進めば、広津の消滅に拍車がかかるでしょう。

“しかし、本当にそれで良いのでしょうか…?”

私たちは活動する中で、人が少ない集落の生活やサービスを切り捨てていくことへ大きな疑問をもつようになりました。

広津には人と自然が共生することで育まれてきた、一度失われたら取り返せない豊かな里山や文化があります。私たちはそれぞれ、これらの貴重な財産に魅せられてきました。また、広津は便利さや住みやすさでは街に劣るかもしれませんが、そのような土地にこそ地域の魅力が残っているのではないかと、私たちは活動する中で感じました。

そこで、無明荘を改装して拠点とすることで、より多くの人に広津の暮らしを体験していただき、この魅力や課題にアプローチしたいと考え、今回のプロジェクトの実行に至りました。

資金面の問題もありますが、自分たちで無明荘すべての改修や管理を行うのではなく、みなさんとともに行い、その活動を通して広津がみなさんの二つ目の故郷のような、生活の一部のような存在にしていきたいという思いを私たちは抱いています。
資金の使い道

私たちは無明荘を拠点にするにあたって、上記のようなステップを考えています。
それにあたって、まずはお越しいただいた方に主に宿泊や作業場として使用いただくために

・むき出しになった配線の保護

・1階の部屋の床に断熱材を敷く

以上2点の改装を考えております。

しかしながら、この第1期の「居住」への工事資金が不足しています。

どうか私たちの活動にご賛同いただける皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げます。

むき出しの配線

今回断熱材を敷く1階の2部屋。ストーブをつけてもこの部屋の気温は2℃…。
リターンについて

ご支援いただいた方全員に

・お礼メールと、メールマガジン(年4回 )をお送りいたします

・お名前を無明荘に掲示させていただきます(匿名を希望の方は備考欄にその旨をご記入ください。)

<送料等、配送に関して>

・支援金の一部を返礼品配送にかかる送料に充てさせていただきます。

・日本郵便及びゆうパックを使用し、配送させていただきます。
実施スケジュール

3月上旬:むき出しになった配線の保護

3月下旬:1階の部屋の