こんにちは。はじめまして。
スローパートナーの上原美咲、花輪千穂、三上奈々です。
私たちはコロナウィルスの影響を受け、経営困難に追い込まれているカフェスローへの支援を呼びかけるために立ち上がった、有志メンバーです。いつもカフェスローを訪れると賑わっている店内。
ところが、昨春からのコロナ禍でイベントとギャラリーの利用が激減し、飲食のお客さまも大幅に減少。1月からの緊急事態宣言が追い打ちをかけて、閉店も頭をよぎるほど深刻な状況になっていたんです。
まさか存続の危機に立たされているとは、思いもしませんでした。
「なくなってほしくない!」
「みんなのカフェスローを未来に残したい!」
そう強く思い、今回のクラウドファンディングに踏み切りました。
日本国内のみならず、世界中が未だ終わりの見えないコロナ禍を歩む中で、支援をお願いすることにためらいの気持ちもありましたが、
分断が広がる目の前の社会にこそ、“カフェスロー”の存在が大切であり、決して失くしてはならない場所だと感じています。
どうぞ、よろしくお願いします。
カフェスローは2001年、東京都府中市に“スロームーブメント”の拠点として誕生しました。
その後、国分寺の今の場所に引越し。スローフードをベースに、NGOのナマケモノ倶楽部とも連携した「暗闇カフェ」や「ローカリゼーション」など、様々なイベントを通してメッセージを発信し続けています。
コンセプトは「つながりを取り戻す、世界を変える」
店内は藁と土でできた暖かみある自然素材の内装。
生産者さんの顔がわかる食材を使った、心にも身体にも優しい食事。
つながりを大事にすることで生まれる、心地よい暮らしを提供しています。
儲けるためにやるのではなく、持続させることがカフェスローの使命
建物が大きいカフェスローは、家賃も高く、スタッフが多いこともあり、カフェの飲食だけでは採算がとれず、これまではカフェ内にあるギャラリーやイベントの収益によって経営を成り立たせてきました。
ですから、これらの利用が激減してしまったことは、これまで直接的なふれあいを通して“つながり”を創り続けてきたカフェスローにとっては、大打撃です。人が集まることが憚れる昨今、出口の見えない苦しい状況が続いています。
カフェスローが伝え続けてきたこと
それは“地球に負荷をかけない暮らし”の提案です。
カフェを通して私たちが日々、沢山のつながりの中で暮らしていることを気づかせてくれる場所。
食べるもの、飲む水、住む家、着ている服など、自分の一つ一つの選択と行動が、地球環境や平和といかに結びついているのか実感させてくれる、気軽に世界とつながれる場所なのです。
カフェスローが変わらないこと
5つのことを軸として目指してきました。
だからこそ、築き上げてきたカフェスローならではの存在価値があります。
カフェスローには多様な人たちが心地よく感じる空間が広がっています。
その理由は、いかなる命も大切にし、“どこかの誰か”ではなく、“目の前にいる貴方”のことをちゃんと想っているからこそ。
他にも、「まちのみんなで自然エネルギーの恵みをシェアしたいから」という思いではじまったカフェスロー発電所プロジェクトでは、屋根にソーラー・パネルを設置してお店の電気を作っています。
つながりから生まれる文化
新たな出会いや、つながりのきっかけも届けています。
ギャラリー、ワークショップ、イベント(音楽ライブ、トークライブ、映画上映など)を通して、暮らし方・生き方にまつわる情