【第二弾】毛糸で南米パタゴニア地方の女性達の経済的安定を支援するプロジェクト


られているかと思います。

そして、このプロジェクトは、その「パイネ国立公園」の近くにある町、チリのプエルト・ナタレスで行います。
プロジェクトを立ち上げた背景

南米の南の端「パタゴニア地方」では、多くの人たちが観光収入に頼っています。しかし、世界の果て(Fin del Mundo)とも呼ばれる辺境のこの地は、オフシーズンが長く、観光に頼るその生活は決して楽ではありません。更に、今回のコロナ禍で観光が壊滅的な打撃を受けてしまいました。チリ・パタゴニアでは2020年3月からロックダウンに入り、その年の観光収入はほぼゼロ。2021年1月にようやくロックダウン規制が緩和されましたが、今年前半の観光収入もほぼ得られない見込みとなっています。

そこで私は古くからの友人であるの現地のペンションオーナーと話し合い、少しでも彼らの助けになりたいと考えてこの「ハンズ・オブ・パタゴニア」プロジェクトを立ち上げました。
これまでの活動

このプロジェクトは2020年10月に発足しました。プエルト・ナタレスは観光業で成り立っている街でしたが、コロナ感染症の影響で今後しばらくは観光収入がほぼ無さそうということがわかってきたので、何か別の収入の道を探さないとみんな生きていけなくなってしまう。そんな時、部屋の中に干してある毛糸の手袋と帽子をみて、これを新しい特産品にしよう、と思い立ったわけです。

前回(第一弾)のプロジェクトでは、試作品を作るところまでこぎつけることが出来ました。パタゴニアの牧場から毛糸を仕入れ、タンポポやパタゴニアを代表する木「南極ブナ」、あと南極ブナに付く苔を使って染色、そうして出来た草木染めの毛糸を使って地元の女性たちに帽子とハンドウォーマーを編んでもらいました。

タンポポと手紡ぎ毛糸花や葉の部分で違う色が南極ブナの樹皮を削って染色材料に南極ブナの樹皮で染色したもの編みやすいように巻きますタンポポ染めの毛糸です。 さっそく編んでもらいました。南極ブナ染めのキャップ

まずは製品を作り上げることが出来ましたので、次はパタゴニアの人達と一緒に、大きな活動に育てていくことを目指しています。
資金の使い道・実施スケジュール

ご支援いただいたお金は、製品制作、編み手さんへの謝礼(これが彼女たちの収入になります)と、このプロジェクトの広報活動に使わせていただきます。羊毛の仕入れ、染色材料の購入、染色してくれる方と編み手さんへの報酬、送料、運賃、広報活動費、あとこのクラウドファンディングの手数料などになります。

スケジュールとしては、2月中にご注文を頂いて3月から編み始め、2021年4月中旬には発送に漕ぎ着ける計画です。今後の感染拡大状況によっては、現地がまたロックダウンされてしまうかも知れません。その場合は、製作が遅れたり、発送できなくなったりするかも知れませんが、そのときはその都度状況をご案内いたします。
リターンのご紹介

【ニットキャップ-1(ポンポンなしタイプ)】

– カラー: 2種類からお選びください。
カラーNo.1 南極ブナ染め
カラーNo.2 カラファテ染め

(※写真の染色は南極ブナ染めです。カラファテ染めの色は異なりますが、まだ作っていないのでサンプル色をお見せできません。申し訳無いですが、ご了承下さい。)

– パタゴニア産コリデール種ウールから手紡ぎした毛糸を使用。

– パタゴニア産の南極ブナやカラファテの実を使った草木染め。

– パタゴニアの女性たちによる手編み。プロの編み手さんではありませんが、お