更なる魅力を生む規制緩和「ワイン特区」が八街市で認定!
先ほどブドウ農家はほとんどいない、という事をお伝えしましたが、八街市は2020年の3月に国で進めています構造改革特区、いわゆる規制緩和の措置の一つである「ワイン特区」の認定を受ける事が出来ました。通常、ワインを作るには醸造免許が必要で、その醸造免許を取得するのに年間で6,000リットルものワインを仕込まなければならないという決まりがあるのですが、この特区制度を利用することにより、醸造免許を取得しようとする事業者は、ワインを仕込む量が年間で2,000リットルに緩和されるのです。
つまり、ワイナリーを作りたい、という事業者が最初の設備投資が低く済み、ワイン事業に参入しやすくなる、という事なのです。
八街市がワインの産地となる事が可能になった、という事です。
夢の形の一つ
弊社、株式会社山本ファームも、ワイン特区制度を利用してワイナリー設立を計画しています。
ワイン造りはブドウ作り、という言葉がありまして、良いワインは良い原料ブドウから作られます。わがブドウ園も、苗木を植え付ける所からやってきまして10年が経ちました。ブドウの樹が成長するのは長い年月が必要であり、やっと最近になってワインに加工しても納得のいくブドウが取れ始めました。しかし、最近植えたばかりの苗木もあり、まだまだブドウ園としての完成形は先が長くかかりそうです。
ワインへの加工は夢が広がります。我が家も野菜作りを続けてきた先祖から畑を引き継ぎ、ブドウ畑に変更してこれまでやってきまして、これらを後世に託していける仕組みを作っていけたら、と思っています。その一つの形がワイナリーです。道のりは険しいですが、これを実行できるように頑張りたいと思います。
畑の管理というのは非常に大事なのですが、今回はそのブドウの樹をメインにしたクラウドファンディングではありません。
いわゆるブドウの苗木オーナーであったり、ワイナリーの設備資金を募るものではなく、薔薇の樹のオーナーです。なぜかというと、畑造りにも皆さん何かしら係わっていただきたい。ワイナリー建設を計画している畑は、車の通りがある道路に面していて見栄えも良いのですが、ブドウの苗木は新たに植えるスペースがもうありません。ならば見栄えの良い畑を利用し、更に彩りを加えられる薔薇の樹を植えようと計画しました。イメージ的に、通りに面して横並びに薔薇の花が並ぶ、といった感じです。
そして薔薇の花が咲く畑を、薔薇の花ことばの通り、皆様に永遠に愛されるように、そして永遠にブドウ畑が続いていけるように彩りたいと思います。
京成バラ園様、ご紹介
今回、薔薇の苗木を購入させていただくのは、地元千葉でも有数のバラ園である「京成バラ園」様!
「京成バラ園」は、千葉県八千代市にある1,600品種10,000株のバラが咲き誇るバラの園です。
https://www.keiseirose.co.jp/garden/
「日本にバラ文化を広める」「世界に誇れるバラを作る」というコンセプトのもと、1959年に設立。1999年には、園内のメインスポット「ローズガーデン」を中心に、バラをテーマにしたローズショップやレストラン、ガーデンセンターなどを備え、バラの一大複合施設としてリニューアルオープンしました。
バラの苗木を20本まとめて購入するのは意外と大変なのですが、京成バラ園