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高校生の林といいます!
さてみなさん、“パレスチナ”ってどんなイメージをお持ちでしょうか?100人に調査をした結果、54%が『怖いイメージ』42%が『わからない・知らない』と回答しました。たしかに、ニュースでよく聞くことと言えば「パレスチナ問題」「紛争」「難民」など、happyなニュースはあまり耳にしないかもしれないかもしれません。しかし、私がパレスチナに在住する日本人の方とお話していく上で、一部の地区では、ゴーストタウンのように暗い街もありますが、ただ、それは一部であり、ほとんどの地区では、子供達は学校に行き、私が日本でも求めている演劇教育までも発達しています。甘いものが大好物というパレスチナ人のなんだかほっこりする事実もあります。
そんなパレスチナを私たちは「怖い」や「知らない」で終わらせてしまっていいのでしょうか?もっとパレスチナを知って欲しいですし、日本とパレスチナが疎遠な関係のままいるのもなんだか変だなと思います。それを目指したこのプロジェクト!ぜひ興味を持っていただき、ご支援いただけたらと思います!
よろしくお願いいたします!
このプロジェクトで実現したいこと
パレスチナと日本、私医が調査をしていく中で見つけた共通点はこれでした。
『壁』
《パレスチナの『壁』》
・イスラエル政府が建設した、分離壁という物理的な壁。(分離壁は簡単にいうと、パレスチナを守るためではなく、パレスチナ人を閉じ込めるためイスラエル政府が建設したものです)
・難民とパレスチナ人との心の壁
《日本の『壁』》
・演劇と学校教育の壁
・コロナによる日常と演劇の壁
《日本とパレスチナの間にある『壁』》
・日本とパレスチナの疎遠を生み出してしまっている壁
・パレスチナ人をメディアに取り上げる際に必ずつく「難民」という枕詞が生み出す心と心の壁
これらの壁の存在を、沢山の方々に知ってもらい、考えてもらいたいと強く思っています。遠い国の話ではなくて、身近な話です。今回はパレスチナの劇団と日本の演劇部による共同演劇作品を通じて発信していきます。
プロジェクトをやろうと考えた経緯
パレスチナに興味を持ったのは、パレスチナで行われていた『子供と若者のための国際演劇フェスティバル』です。パレスチナの最初の印象は正直、「怖い」「暗い」「紛争」「難民」「パレスチナ問題」などなど……。そんなパレスチナで演劇!?とびっくりしました。
でもよく考えてみたら、パレスチナで演劇ってだけで「意外」と感じるのは失礼ではないかと思い、「これはパレスチナを知らなければ!」と思いました。
これまでの活動を通じていく中で私はパレスチナの魅力にどんどん惹かれていきました。もちろん今もイスラエル兵に支配され、自由とは言えない生活を送っている現実もありますが、その中であっても、「自分がここに閉じ込められているのなら、いえろんな国の人たちに来てもらいた!」と、パレスチナは日本よりもずっと国際的なイベントを行なっています。たくさんのことを知りたいと、たくさんの人たちと話したいと、たくさんの出会いをしたいという理由から。
そんなパレスチナに私は魅力を感じたんです。そして、パレスチナという地域だからこそできる何かがあると考えたんです。それが私の場合「演劇」だったのです。
これまでの活動
私が興味を持ったきっかけであるパレスチナで行われた国際演劇祭、そこを訪れていた河野さんという方や、パレスチナ演劇の翻訳仕事の経験も豊富な渡辺さん、パレスチナにいまも在住しているNGOの福神さん、パレスチナのジェリコという地区で活躍している劇団の現地メンバーなど様々な方にお話をお聞きし、このプロジェクトの計画もともに進めてきました。
さらには、日本人が抱くパレスチナの印象を調査するため街頭の調査も行いました。以下の様な結果が得られました。
《調査概要》
調査種類:街頭調査
調査方法:パネル・シール方式三択回答
実施日時:2020年11月23日(月曜日)
実施場所:長野県岡谷市 ショッピングモール『レイクウォーク岡谷』
実施目的:日本人がパレスチナに対してどのような印象を持っているのか調査するため
質問内容:「パレスチナってどんなイメージですか?」
三択回答:①明るいイメージ
②暗くて怖いイメージ ③わからない
調査対象:10歳から80歳までの買い物客(男女問わない)
回答者人数:100人
《調査結果》
①明るいイメージ – 7%
②暗くて怖い – 50%
③わからない – 41%
※かわいそう(①〜③には当てはまらない)- 2%
《結果結論》
今回、男女を問わず高校生から高齢者まで、老若男女100名の回答を得たが、明るいと答えた人は7%にとどまった。高校生は全体参加数の11パーセントの人数がアンケートに回答したが、①を回答した7%全てが高校生であり、ゆえに6割以上の高校生はパレスチナのイメージを「明るい」と回答したことになる。そのことから、高校生などいわゆる若者がパレスチナに抱くイメージと成人男女が抱くイメージとでは大きな違いがあることがわかる。
また、わからないと回答した人は41%という結果になった。この数字に加えて、「パレスチナって何?」「パレスチナって物の名前?」といった存在自体を知らないといった多数の声も、パレスチナの周知度の低さを表している。
資金の使い道
私は高校生です。お金などほとんど持っていません。これまで高校生活の中で、様々な活動を行ってきましたが、どれも非利益でした。利益を得ようとも思ってはいませんが。
ですから活動資金がどこから出るかと言われれば、どこからも出ません。『国境なき子供たち』というNGOが全面協力してくださってはいますが、金銭的なものは要請していません。自分の生み出したプロジェクトだからです。それに責任を持たなければいけません。
だからこそ、こうして私が今ここに、熱い文章を書いているのです。目を止めてくださった方のご支援がなければプロジェクトは成り立ちません。私の熱い思いにぜひご支援をお願いいたします。
《資金用途》
共同演劇作品『壁と壁』作成費用
(映像作成、翻訳等)
広告費
残りの金額は、今財政難に陥っているパレスチナの劇団を支援します。
また、共同演劇作品アーカイブ映像売上金も同じく財政難位陥っている劇団えお支援します。
リターンについて
共同演劇作品は、ライブ放送と有料アーカイブ放送の二つの方法で配信します。
ライブ配信は誰でもみることができますが、ライブ配信ですのでリアルタイムでしか視聴できません。
アーカイブ放送は、ホームページにて購入した方のみに配布します。
資金のご支援をいただいた方は、ホームページでの購入なしに、アーカイブ放送の映像を配布いたします。
※また、ご希望の方は、『壁と壁プロジェクト』の活動報告書を郵送させていただきます。(活動終了後になります。)
実施スケジュール
2021年3月初旬上演予定です。
ただいま、パレスチナチームと日本チームとの戯曲制作、合同稽古の準備等行っています。
最後に
まずは、ここまでみていただき本当にありがとうございました!もしかしたら、他の方のような面白い企画ではないかもしれませんし、リターンもしょぼいと思っているかもしれません。しかしながら『壁と壁プロジェクト』は我が国と遠い遠い地域をつなげる大変意義のあり、そして大きなプロジェクトです。私は強い情熱を持ちこのプロジェクトに向かい合っています。ただその私には資金という、現実的で大きな力はありません。それを持っているのはみてくださっているあなたではないですか?どうか少しでもこのプロジェクトに興味を持っていただいたり、協力したいと思っていただいたのであれば、私にお力をお貸しいただきたいと思います。
よろしくお願いします!
<All-or-Nothing方式>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行は変更しながら行いますが、報告書の郵送以外のリターンのお届けできません。