大阪・堺の刃物屋が作ったキャンプ専用ナイフ!親子四代の伝統と革新を応援したい!

大阪・堺の刃物屋が作ったキャンプ専用ナイフ!親子四代の伝統と革新を応援したい!
600年の歴史を持つ包丁の街で有名な大阪・堺。 四代続く森本刃物製作所は、昔ながらの分業が残る堺で研ぎ工程を専門に家族4人で営む刃付け工房。 伝統を重んじながら、革新も厭わない! この度、和包丁で培った経験と知識で、切る・削る・断つを一本でできるキャンプ専用ナイフ「EIJIN」をつくりました!

【 伝統産業応援プロジェクト 】
「伝統を守る」ためのチャレンジ

「伝統を守る」というと、①「先人が培った知恵や技術を次世代に承継し継続すること」のイメージがあると思います。確かにそのとおりですが、その一方で②「時代に合わせて新しいことにチャレンジして変化すること」を実践してきたからこそ、大阪・堺の刃物は廃れずに生き残ったのだと私たちは考えます。

21世紀、時代は急激に変わりつつあります。インターネットが普及し、皆がスマホを手にしてネットショップで欲しいものを探して購入する。これからは「作り手主導のものづくり」から「消費者が求めるものづくり」の時代です。刃物業界も例外ではありません。

本プロジェクトは、刃物製作のプロとヘビーキャンパー(消費者)がパートナーシップを組み、「伝統を守る」ために、代々培った知恵と技術を活かしながら時代に合わせたものづくりにチャレンジしました。

大阪・堺の刃物がこれからも、「日本」そして「世界」に誇れる「伝統産業」であるとことを願っています。

キャンプ専用ナイフ「EIJIN」開発チーム一同
600年の歴史が語る大阪・堺の刃物

堺の包丁の歴史は600年遡り、室町時代の頃には南蛮貿易を通じて国内に輸入された煙草を刻む煙草包丁として生まれ、江戸時代には徳川幕府が品質の高さを認め、他の産地のものと区別するため、極印「堺極」を附して専売し全国に普及。江戸時代中期の元禄時代に出刃包丁などの包丁を堺の鍛冶職人が作り始めました。長い年月をかけて完成された堺の伝統工芸品・堺打刃物。卓越したその切れ味は、世界中の多くの料理人に支持されています。

写真は森本刃物製作所「堺打刃物」登録商品

堺打刃物(さかいうちはもの)とは、大阪府堺市、大阪市およびその周辺地域で発達した鍛造技術と研ぎの技術による製法で作られる刃物製品(包丁や鋏)で、「経済産業大臣指定伝統的工芸品」に指定されています。※堺打刃物は「堺刃物商工業協同組合連合会」の登録商標です。

※本プロジェクトのキャンプ専用ナイフ「EIJIN」は、堺打刃物ではありません。
四代続く「森本刃物製作所」

日本を代表する刃物の町・堺で四代続く「森本刃物製作所」。

刃物をつくるいくつもの工程の中で森本刃物製作所の伝統工芸士・森本が担うのは、研いで刃をつける「刃付(はつけ)」と呼ばれる仕事。硬さと粘りを併せ持った包丁地(刃付けされるまえの鋼材)が鍛冶職人から刃付職人・森本へ引き渡され、森本は1本1本の状態を見極め、鍛冶職人の仕事に応えていきます。
そして、鍛冶職人と刃付職人の技が合わさった、伝統工芸品が堺の地で生み出されるのです。

技と心を伝承する
ものづくりは人づくり
人づくりはまちづくり

伝統を受け継ぎ、発展させてゆくのも仕事の一つ。
森本刃物製作所は、伝統の技をさらに研ぎ澄まし次の世代へ繋げていきたいと願っています。

森本刃物製作所 三代目・森本 守

2003年、大阪府青年優秀技能者表彰「なにわの名工若葉賞」受賞。

2012年、経済産業大臣指定 ・伝統工芸士に認定。

技と心を四代目に伝承中!
25本限定生産!
キャンプ専用ナイフ「EIJIN」

キャンプ専用ナイフ「EIJIN」は、野菜や肉のカットなどバーベキューの準備から、焚火用のバトニング(薪割り)まで1本でできる、完全オリジナルのアウトドアナイフです。

「なにわの名工」【堺・森本】の名が入る刀身は妖しく輝きます。

炭素鋼をステンレスで挟んだサンドイッチ鋼のバトニングナイフです。

上記の画像はサンドイッチ