新作ゲーム「ぬすんであそぼ!ドロボー幼稚園」のプロジェクトページへご訪問いただき、誠にありがとうございます。
ディレクターを担当している樋口と申します。
実を言うと、私たちの会社はゲームとは無縁のBtoB事業をメインとしたIT企業です。
新卒で入ってから6年目にして無理やり企画を通すことに成功してしまい、社内ベンチャーとしてゲーム開発をしてます。
「大人疲れの大人たちが子どもにもどって何も考えずに遊べる」をテーマに、肩身狭くゲーム作りをしています。
本プロジェクトは、社会人、中でも特に大人でいることに日々疲れていて、
誰かに「許されたい」「癒されたい」「優しくされたい」という方たち向けの内容になります。
逆に言うと、大人でいることに特に抵抗はない、バリバリ仕事ができる、キャリアプラン順風満帆、将来有望、大人って最高!な方にはちょっと合わない内容かもしれません。すみません…。
まず大人の皆さんに質問をさせてください。
おとなのみなさん、「遊ぶ」って何してますか?
どこの会社もそうかというと一概には言えないですが、
大人の遊ぶ=飲み会、ゴルフ、麻雀みたいなとこありませんか?
これ、わたくし正直、、、
全っ然!やりたいって思わないんですよ…。
もっと具体的にいうと取引先とか、そんなに仲良くない先輩とか同僚と行く飲み会、ゴルフ、麻雀のことです。
全部すごく気を使うし、うっかり変なこと言っちゃって嫌われたりしたら「負け」じゃないですか。
これ、全然楽しくないと思いませんか?
遊びのはずなのに、失敗するリスクがあるのって、めちゃくちゃ怖いです。
「俺はコミュ力あるし接待とか全然楽勝だぜ」「勝つためにはリスクを取るべき」という屈強な方には理解しにくいことなのかもしれません。
最初に言っておきますが、「学生時代はよく渋谷のクラブで夜通し遊んでました」というような方には、このプロジェクトは合わないかもしれません、ごめんなさい。
話を戻します。
大人の遊びって楽しくないし怖い。
じゃあいつから遊ぶのってこんなに怖くなったんだろう、と考えたとき、
よくよく思い返してみると、社会人になる前からわりと普通の遊びでも怖かったんですね。
例えば、大学に入るとすぐ新歓でカラオケとかボーリング行くじゃないですか。
あの時点でもう怖かったです。
カラオケは曲選を外したらなんか自分の番だけ合いの手なくて、みんなトイレ行ったりLINEしてたりして、うわーやっちゃったって思いながら早く終わって欲しいって思いながら歌わなきゃいけないし、
あとボーリングって、誰かがストライク出したときハイタッチするじゃないですか、あれって何となく何人かパシーン!ってしたら終わるけど、あれってどの席の人までやるのが正解なんでしょうか?
まぁ自分には来ないだろうって思って油断してる時に限っていきなり求められて、テンパってリズムはずして、パシーン!じゃなくてグニャってなりませんか?ならないの?
何でみんな上手にハイタッチできるんですか…?
どこかでハイタッチの講習があるならちゃんと受けたいです…。
こんな感じで、普通の遊びもまぁまぁ怖い。
あれ、もしかしてこれって私だけなのでしょうか…?
…とりあえず、“空気を読まなきゃいけないこと”と“ハイタッチ”は怖い、ということでお願いします。
ただ、こんなに遊ぶのが苦手なのに、一応は参加するんですよ。
そのモチベーションがどこにあるのかというと、「行かないとハブられる