ご挨拶
ご覧いただきありがとうございます。富山県黒部市宇奈月温泉にある旅館「ホテル黒部」の代表をしている中島勝喜と申します。「立山黒部」「黒部峡谷」「黒部ダム」という観光地の名をご存知の方もいらっしゃると思います。ホテル黒部はその玄関口「宇奈月温泉」で祖父の代に創業し半世紀が経つ旅館です。
ホテル黒部の全景です。すぐ近くにトロッコ電車の赤い橋が見えます。黒部峡谷に面した眺めの良い旅館です。
コロナ禍も1年が過ぎました。昨年の秋は一時的にGoToキャンペーンなどの効果でお客様が戻りましたが、現在は再び長い長いトンネルの中を走ることを余儀なくされております。全国の宿泊施設の廃業や売却などの情報が飛び交う中で、金融機関から融資を受けて乗り切るだけでも大変なことです。そんな状況でも、「元気だして。こんな時だから来たよ」と多くのお客様から温かいお言葉を頂戴してきました。たくさんの励まし、希望、感謝に勇気づけられながら頑張っております。
でも、この状況に流されるまま対処しているだけでは何の進歩や成長もなく、企業として社会貢献していけません。私たちの経営理念「世代を越えて愛される旅先の我が家として、お客様の笑顔を創造し続ける」は、立ち止まっていては成し得ないものです。楽しいこと、役に立つことを常に探して前進し、世の中の笑顔創造のために頑張り続けたく思っています。
必ず来る収束の日を信じ、お客様をしっかりとお迎えするために皆さまのお力をお借りしたく、厚かましいお願いではございますが、ご支援を賜りたくお願い申し上げる次第です。社長と女将です。どうぞ宜しくお願いいたします。
このプロジェクトで実現したいこと
コロナ禍で大きく減少してしまった一般のお客様。でも理由があれば動いて下さるお客様はいらっしゃいます。そこで、一般のお客様だけでなく「鉄道ファン」「電車好きの子供たち」に笑顔で喜んでいただける、どうせなら他には無い尖ったコンテンツを持つ楽しい旅館を目指したく思います。
資金の使い道
集めた資金は、一般客室(和室・約14畳)×2部屋のリフォームに使わせて頂きます。
客室を今風のオシャレな部屋に改装するのではなく、具体的には①Nゲージ用の鉄道模型ジオラマが常設されているお部屋、②子供たちが大喜びする立派なおもちゃの線路があるお部屋、この夢のような全く新しい2つの空間を作ります。また、黒部峡谷鉄道の写真や機材、グッズなどを常設展示するスペースも設けます。そのために一般客室から展示・交流・談話スペースへの大転換を実現したいのです。
まず1室目は、和室の畳を変更し、壁や天井、照明などをリフォーム。Nゲージの線路とジオラマが設置できる部屋にし、壁には黒部峡谷鉄道のポスターや鉄道グッズ、部品類、映像設備なども備えた大人の鉄道ファンが楽しめるスペースに。
2室目は、和室の畳部屋を変更してお子様がおもちゃの電車で存分に遊べるお部屋に。目玉として壁一面がおもちゃの線路や車両が飾られた夢のような空間にしたいですね。ここに談話スペースも備えます。
Nゲージなどの線路、ジオラマを常設!大人も子供も楽しめる空間を。(写真はイメージです)
プロジェクトをやろうと思った理由
実はホテル黒部は非常に特徴ある立地です。観光名物「黒部峡谷トロッコ電車」が対岸を走る風景や、迫力ある宇奈月ダムが見える唯一の宿なのです!
一般のお客様に加え、これまで「撮り鉄・乗り鉄」「●●鉄道研究会」「電車好きな子供たち」など多くの鉄道ファンのお客様にお泊り頂いています