『農業セクターの強化』:ガーナ・ セイチェレ村で「村おこし」をします!

『農業セクターの強化』:ガーナ・ セイチェレ村で「村おこし」をします!
日雇い労働者、子ども達の薬物乱用、女子生徒の中途退学といった様々な社会課題を抱えるガーナ・セイチェレ村。農業×教育×ジェンダーを用いた『村おこし』で、セイチェレ村の住民が「さらに自分らしく」生きる機会を創り出します!農業事業は、ポポー栽培とコミュニティ住民への農業講習会で、農業セクターを強化します!

はじめに

皆さんはじめまして!国際NGO ViVID、農業事業担当の荒谷、池田です。

本プロジェクトに興味を持っていただき、ありがとうございます。

当団体が支援をしているセイチェレ村は、西アフリカガーナ共和国のアシャンティ州に位置します。人口は5,000人程の小さな村で、産業はほとんど発達しておらず、住民の殆どが自給自足の農業で生計を立てています。セイチェレ村には沢山の子供達(村人口の約43%が0歳から15歳未満)がいて、町中が活気に満ち溢れています。

セイチェレの様子は当団体のViVID公式Instagramをご覧ください!

また、セイチェレ村の紹介動画はこちらからご覧ください!

国際NGO ViVIDはセイチェレ村をホームコミュニティとしてガーナで、「すべての人に、色鮮やかな生活を」が実現するように多様なアプローチを用いて社会課題に取り組みます。
解決したい社会課題

セイチェレ村の人口の約80%は家族農家ですが、農業の収益性が低いために多くの人々が貧困に苦しんでいます。ViVIDの農業事業では、貧困やこれに起因する諸課題を解決するため(お金がないために子どもが希望する教育を受けられない、など)に、全住民とステークホルダーを巻き込んで新しい価値と機会の創出で地域活性化を目指していきます。

実現したいこと

事業1:ViVIDが農地を購入し、ポポーのパイロットファームを運営

ポポーはパパイヤ科の果物で、特に村長の育てる甘い品種が現地でとても人気です。ViVIDの農業事業では、セイチェレ村近くの農地を現地の住民とリース契約し、ポポーを栽培するパイロットファーム、ViVID Expo Farm(日本万博記念基金事業)*の運営を決めました。ポポー栽培にて得られる収益は、今後の農業事業及び教育・ジェンダー事業にて活用していきます。また、この農場では、ポポーのより良い栽培管理方法を現地の農家と考えていきます。

*ViVIDはこの度、日本万博記念基金様よりご支援いただく運びとなりました。

ポポーの栽培で利益が得られるだけでなく、以下のメリットもあります。

メリット:採集したポポーの種を農家に配布する!

ポポー栽培をセイチェレ村の農家の1つの選択肢とするために、ポポーの種子を無料で希望する近隣農家へ提供します。地域で栽培される作物の多様性を広げることで、環境に配慮した農業、災害に強い農業を村全体で目指します。

事業2:地元農家に向けた講習会の開催

ViVIDは、2022年1月から農家が自分達で正しい意思決定ができるように農業技術や知識の提供を行う事を目的として、農業講習会の開催をサポートします。①地域で、②地域資源を活用し、③地域のニーズに合った研修を、④参加者を選ばす、⑤多数を対象に、実施します。これにより、現地住民を選ばず、取りこぼしなく支援することが可能です。これらの講習事業は、「セイチェレ伝統評議会」や「農業技術普及サービス」など、様々な現地ステークホルダーを巻き込みながら展開していきます。

資金の使い道

① 農業関連費用:約150万円(例:ポポーの種、農機具、現地の人件費)

②農業講習事業関連費用:15万円

③その他費用:土地登録費用、手数料、等

上記の費用のうち約15万円を、この度のクラウドファンディングで皆様からご支援いただきたいと考えております。宜しくお願いします。このクラウドファンディング事業は、「All-in方式」で実施します。目標金額に満たない場合も事業を縮小し実行します。
スケジュール

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