はじめに・ご挨拶
皆様、はじめまして。
「墓の魚 PEZ DE TUMBA」オーケストラの
作曲家の黒実音子(くろみ ねこ)と申します。
若い頃よりスペイン文学の世界に浸かり、
自分もそういった作品を作りたいと、
作曲家、絵師、劇作家、詩人として作品作りを始め、
自作品を発表する為に、演奏者や役者を集め、
スペイン風オペラ楽団「墓の魚 PEZ DE TUMBA」を立ち上げました。
楽団は前回、コロナ禍の中での経営難により、
楽団の存続が危うくなってしまった為、
クラウドファインディングに初挑戦しました。
前回のクラウドファインディングでは、
沢山のご支援をいただき、
本当にありがとうございました!!
あと少しで必要な目標金額に達しそうですので、
引き続き、クラウドファインディング
二回目の挑戦をさせて下さい!!
公式サイト
私達、「墓の魚」の音楽のテーマは何か?というと
[海に浮かんだ魚の屍を見て感じる
人生の虚しさ、魂の孤独]です。
スペインやポルトガルの漁師達の過酷な暮らし、
港に打ち上げられたエボシ貝(ピエ・デ・カブラ )、
海底で淡々と生と死の循環を繰り返すウニ達、
を、南欧のキリスト教神学の視点で、
詩やオペラにして演奏していく
唯一無二のラテン・オペラ楽団です。
*(あくまでクラシック音楽としての表現内であり、
宗教活動目的の活動ではありません)
港に打ち捨てられた[魚の骸]を葬儀する様な、
ラテン文学的に表現される
メメントモリと、人生風刺を表現します。
黒実音子の文学の解説1[神学編]↓↓
https://note.com/pezdetumba/n/n28dd00bce37d
黒実音子の文学の解説2[魔女編]↓↓
https://note.com/pezdetumba/n/n1f93bc2a9b8c
いつまでも起きないキリスト、
墓を掘る女、
荒野で聖者と対話する魔女、
私は、魔女や、イカサマ師、キリスト教徒達が繰り広げる
スペインの混濁世界の中での悲喜劇を
古めかしい古楽器や、フラメンコなどを使った舞台で描きます。
悲喜劇とは、ハッピーエンドでもなく、バットエンドでもない
悲しみも喜びも含めたこの世界を、
ありのままに描く人間風刺、世界風刺。
そういったキリスト教の信仰哲学を含めた
スペイン文学的とも言える精神を、
日本に紹介する団体はまだ少ないと思っております。
文学面や、西洋哲学を重視した
「墓の魚」の作り出す舞台が、
南欧のラテン精神や、古典の芸術作品を知ってもらえる
きっかけになればという想いで活動しております。
また、貧困の家に生まれ、
中学以降の学校に行っていない様な独学者の私が、
この様な活動を続ける事は、
クラシックの世界では異端な事であり、
だからこそ、新しい可能性、道を示すものではないか?
と思っております。
これからもどうかよろしくお願いいたします♪
「なぜなら、誰にとっても
この世は可笑しく、哀しい旅だ。
暗い魂を見つめない者に、
明るい夢は訪れない。
深淵を見つめる為に、
踊り、歌い、芝居を見るのですよ。
それを思う存分にやるのです」
■黒実音子の戯曲「第2書簡」より
作曲家の紹介
クラシック作曲家 劇作家 詩人 絵描き
レオポルド・アラス(クラリン)や、
ラウル・ブランダン、
ヘルマン・バルデスなどに影響を受ける。
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