スペインの墓と魔女のオペラ楽団・存続の為のクラウドファインディング

スペインの墓と魔女のオペラ楽団・存続の為のクラウドファインディング
30年間スペインをテーマに幻想作品を作り続けた作曲家が、フラメンコや古楽器や道化役者のオペラ・オーケストラを結成!!「コロナ禍の経営難の中で、この楽団を今後も存続させていきたい!!」という想いからクラウドファンディング二回目の挑戦です!!スペイン風オペラ的な幻想舞台の存続支援をお願いいたします!!

歳の頃より、スペイン文学に憑りつかれ、
ラテン文化や、ラテン諸国の近代史を学び、追求する。

その知識を元に、日本では紹介される事のない
メメントモリや、キリスト教神学、悲喜劇(トラジ・コメディ)を
テーマにした作品を作り、
自分の作品を演奏する為のオーケストラ
「墓の魚」を独学で創立。

貧困の家に生まれた為、高校には行けず、
一時は路上生活をしながら作曲、オーケストラ活動を続けた。
現在は、山奥に籠り、作家活動を継続している。

漁村のキリスト教徒の魂の苦しみや、
魚介類や微生物をキリスト教神学的に解釈する詩を作り、
それらの作品が「墓の魚」の主軸を成している。

同時に、
[魔女という、社会の中で理不尽に認証されない者達が、
社会へ辛辣な風刺を投げ掛ける悲喜劇的な作品]
も創作している。

南欧文学と同じく、
微生物学、細菌学などの勉強も、熱を入れた趣味として
若い時より続けており、
それらの勉強が、本人の
作品に大きな影響を与えている。

ラテン音楽と言っても、
イタリアの古楽、カンツォーネ、オペラ・ブッファから、
スペインのフラメンコ、
ポルトガルのファド、
アルゼンチンのタンゴまで様々なジャンルが存在します。

私、黒実音子の作曲する楽曲の見所は、
作品によって全く様子を変える
作曲技法のこだわりです。

時にオペラ

時にピアノソナタ

時にファド

時にディズニーの様な豪華なミュージカル

時にバロック風な三声の対位法

賑やかなジャズミュージカル

などなど、
映画音楽の様にこだわった古めかしい楽曲達が、
それぞれの分野の専門家達によって
一つのコンサートの中で演奏されます。

しかし、それらの一見バラバラな楽曲達のテーマは、
マジックリアリズム(南米文学)や、
キリスト教文学、
スペイン詩や、
魔女や亡霊達の幻想的な物語で統一されていますので、
まるで、一つのミュージカル映画を観る様に、
ラテン哲学の世界へ入り込む事が出来る様な
仕掛けになっております。

「ああ!!どうか、罵ってくれ!!
血の付いた石を拾い、
教会の扉を開けてくれ。
私の凍えた骸を棺に入れ、
恥ずべき裁判(そうぎ)を執り行ってくれ。」

■黒実音子の詩「犬蠅」より

それらの音楽や、幻想詩を補佐するのが、
作曲家の描く200名の魔女達のイラストです。

そう。これらの魔女達は、

毎回「墓の魚」の劇や曲に登場する

決まった登場人物達で、

「墓の魚」のオペラの中で、

悪役(ヴィラン)として活躍するのです。

今回のリターンで作られたグッツにも、
これらのキャラクター達が描かれています。

「一度、他人の葬儀に参列してみるがいい。
それは、まるで舞台に似ている。
楽園に行く道に迷う者が迷い込む舞台だ!!
そこで、どんな壮大な曲を流した所で、
皆、右往左往するばかりで、
誰も楽園に行く道は知らないのだ・・。」

■黒実音子の詩「喉の蛙 Froschgeschwulst 」より

曲と文学作品はリンクしている

子供の頃より、スペイン、ポルトガルなどの
ラテン文学ばかり読んでいた私は、
作曲の他に、「墓の魚」の中で
詩や、文学や、劇の創作もしております。

キリスト教的で、やや難解な作品から、
読みやすい短編まで
様々な作品を書いていますが、
それらの作品は、
楽曲と世界が繋がっており(クロスオーバー作品)、
イラストでも描かれる
お馴染みのキャラクター達が登場します。

「魔女マリー・ド・アスティコットの物語」
https://note.com