石垣島のTNR2021~一代限りの猫生を~

石垣島のTNR2021~一代限りの猫生を~
石垣島は、「さくらねこ」の名称の発祥地。2012年10月に大規模一斉TNRが行われた事もあるそうです。しかし、今も野良猫は多く、毎年春になるとあちこちに仔猫が溢れかえります。危険な屋外で産まれ死んでゆく不幸な仔猫を減らしたい。その為のTNRに、どうかご支援お願いします。

はじめに

ラリマーは2021年2月22日に設立した私設保護団体です。

まだ知名度は低いのですが、それでも毎週のように猫相談が入ります。

その多くが「〇〇に猫がいっぱいいて仔猫もいるんですが、どうしたらいいですか?」という内容。

そこで、TNR・地域猫の説明をして、相談者さんが猫の為に動いてくれるなら協力をしています。

TNRの先輩、ふくぎの会・島猫見守るニャンの会と協力し合う事も多いです。

必要な資金は、保護施設で毎週日曜に開催している譲渡会で募金箱への寄付が支えになっています。

ラリマーの代表・小林の手作りパン(非売品)をお礼に差し上げつつ募るTNR募金。

しかし、募金額を上回る依頼数で手術費用が足りなくなってしまい、クラウドファンディングで皆様からの御支援をお願いする事となりました。

少しでも不幸な野良猫の子が産まれないように、応援よろしくお願いします。
資金不足で現在保留中の依頼

2021年6月現在、ラリマーにきている新規TNR依頼は3件。

いずれも10~20匹ほどで、成猫・仔猫を合わせた数、3件の合計で40~50匹前後。

生後4ヶ月未満の仔猫や授乳中の母猫は手術出来ない事もあり、保留しています。

4~5月の出産ラッシュで一気に猫が増え、危機を感じた餌やりさんたちからの依頼です。
野良猫の繁殖を制限するTNR

増え過ぎる事で猫たちが悪者にされないように、

カラスなどに仔猫たちが襲われないように、

保健所に持ち込まれる猫を減らす為に、

繁殖制限(避妊去勢手術)をしています。

ブログで告知や支援のお願いもしています。

https://ameblo.jp/nekonoie1/
TNRの流れとその後の見守り

TNRが必要な猫はまず、画像を貰ってデータ作成をします。

依頼主には猫に餌を与え、捕獲しやすくしてもらいます(TNR後も餌やりは継続)。

術前・術後の短期預かりは依頼主宅や、ラリマーの隔離部屋や、預かりボラさん宅でしています。

手術費用が集まったら病院に予約を入れ、前日までに猫を捕獲します。

手術を終えた猫は抗生剤の投薬期間を屋内で過ごし、期間が終われば元の場所に返します。

返した後は餌やりさんたちが見守り、怪我や病気で苦しんでいる時は病院へ連れて行っています。

時には、予後不良となった猫の看取りになる事も。

このキリーの医療費には、ラリマー設立時のプロジェクト期間中(2020年11月下旬~2021年1月上旬)にゆうちょ銀行へお寄せいただいた支援金を使わせて頂きました。
ふくぎの会からの依頼

「〇〇で野良猫が増え過ぎて大変な事になってます」

ふくぎの会から、成猫・仔猫合わせて40匹ほどの猫相談がありました。

当初はTNRを考えていましたが予算がとても足りず、内地のボラさんに引き取ってもらえる事になったものの仮に貨物で送ったとして40匹なら空輸代は20万くらいかかり、その予算も足りないとの事で、今回のプロジェクトに合わせてご支援をお願いする事となりました。
資金の使い道

生後4ヶ月以上のメス猫の避妊手術代:40万円(約20匹分)
内地の譲渡協力ボラさんに送る猫の空輸代:20万円(約40匹分)
地域猫が病気や怪我をした際の医療費:10万円
実施スケジュール

6月 クラファン開始、譲渡協力ボラさんに送る猫の捕獲・空輸前の準備開始
7月 6月に保護・初期医療を済ませた仔猫6匹の空輸予定
8月 クラファン終了、他の猫の保護・空輸準備開始
9月 必要医療が済んだ猫の空輸開始、保留中だった依頼