ご挨拶
数あるクラウドファンディングのなかから、私たちの高校生プロジェクトに目をとめていただきありがとうございます。
「広報の助っ人」代表の平義彦(たいら・よしひこ)と申します。私にとって福岡県古賀市は10年前にまちづくり講演会を行った思い出深い土地です。今回、新たなご縁をいただき、豆本シリーズ4冊目を制作します。豆本は手のひらサイズの食べ歩きオススメ本で、地元市民が誇る美味い店のみを選び抜いて掲載します。福岡県公立古賀竟成館(きょうせいかん)高等学校に豆本の取り組みをご説明したところ、生徒有志10人が取材記者に名乗りを上げてくれました。学校行事でもない、部活でもない、自らの意志で参加する“地域共生プロジェクト”。クチコミを頼りに地元グルメを発掘し、SNSなどを駆使して発信します。発刊は2021年9月の予定。本取り組みを通して、福岡県古賀市の知名度アップも図りたいと考えています。
私たちの地域のご紹介
■福岡県古賀市
九州北部に位置する福岡県古賀市は福岡市のベッドタウンとして発展してきました。快速電車が停まるJR古賀駅からJR博多駅(福岡市)まで約20分、JR小倉駅(北九州市)まで約50分。海も山もあり、人口は約6万人。江戸時代、「唐津街道」が通り、「青柳宿」と呼ばれる宿場がありました。食品工場が集積する大型工業団地や九州自動車道・古賀サービスエリアはよく知られています。出身著名人では、博多大吉さんやラグビーワールドカップ2019で大活躍した福岡堅樹選手がおり、地元の子どもたちのあこがれ、誇りでもあります。
■食品工業団地の高台から見渡す古賀市内の眺望
■福岡県公立古賀竟成館(きょうせいかん)高等学校
昭和37(1962)年に当時の古賀町・新宮町・福津町・津屋崎町の4町(現在は2市1町)が高等学校組合を組織し、「地域の人材を育成する」ことを目的として創立された、全国に3校しかない、組合立の公立高等学校。2021年は創立60周年の節目の年で、卒業生は1万1千人を越え、地元はもちろん社会の各方面で活躍しています。平成21(2009)年4月、新校舎完成に合わせ、「古賀高等学校」から「古賀竟成館高等学校」へ校名改称と学科改編を同時に実施しました。各学年「普通科」と「総合ビジネス科」があり、普通科には特進コース、進学コース、ベーシックデザインコースを設置し、多様な教育ニーズに応えています。
プロジェクトを立ち上げた背景
■古賀竟成館高校の生徒有志との編集会議(2020年12月)
福岡県でもコロナ禍が続きます。中でも、夜間営業が中心の飲食店は“休業”に追い込まれ、飲食業界はかつてないほどの厳しい状況です。しかし、「ふるさとのまちづくりをとめてはいけない」と私たちは考えています。今、営業はできなくても、そのお店の魅力を発信することはできます。昨年来、編集会議を計3回開催し、地元の美味い飲食店約20店を厳選して取材します。地元の人は案外、地元の美味いお店のことを知らないので、この豆本が「地元経済活性化にも貢献できたら」と願いを込めています。
■美味しいものを探して街歩き(JR古賀駅前)
資金の使い道
目標は100万円。
使途
制作費:40万円(デザイン・写真撮影)
印刷費:30万円(A6判・カラー・P46・5000冊)
返礼品等クラウドファンディング経費:20万円(発送費含)
取材費:10万円(飲食費・交通旅費等)
実施スケジュール
クラウドファンディング:5月下旬~6月末
取材店舗の絞り込み:5月末
店舗取材:6月~8