経済的に困っている人たちのために安定した食材供給をしたい

経済的に困っている人たちのために安定した食材供給をしたい
コロナで特に影響を受けたとされる、ひとり親世帯世帯を中心に貧困が加速したというニュースを嫌というほど見てきました。生命維持の大前提である食材(野菜)を作り、直接・フードバンク経由を問わず多くの人に提供し、少なくとも「食べるものがない不安」を解消したい。

はじめに
「ひとり親世帯を中心に、経済的に困っている方々の<<食べるものが無い不安>>を解消したい」

私は都内で勤務する会社員です。家の隣で、趣味で100平米の畑をやっています。

個人の趣味ですが、そこそこの広さがあるのでとても多くの野菜が取れています。

また、私自身は幸いにも業種的にコロナの影響は0の業界勤めのため、リモートワーク全面導入で通勤時間0になり、在宅時間が増えたことに対して、愚かにも喜んでいる側面すらありました。
増えた時間を使って、趣味の畑や今まで読めなかった多くの本(社会・経済分野)を読むようになりました。

それらの中で、多くの貧困問題に関する書籍を読み、日々のニュースで上がってくる悲痛な記事を読み、色々な環境の中で私にも何かできることはないかと強く考えるようになりました。
解決したい社会課題

【取り組みたい課題】

生活困窮者が抱える多くの不安のうち、「食べるものが無い」という不安を軽減するお手伝いがしたい。
衣食住は人間が人間らしく生きるための最低限確保しなければならない条件です。
その中の「食」の部分を少しでも支えたい。

関わり方として、私は料理のスキルはありませんし、家庭や本業があるため色々なところに出向くということも難しいです。
そこで考えたのが、趣味として4年間やってきた野菜作りです。
私の作った野菜を各種NPOやフードバンク、または直接困っている方々にお届けできれば、回り回って食を支えられるのではないかと考えました。

また、幸か不幸か私は農業素人から野菜作りを始めたため、農薬関連の知識がありません。
よって自家栽培している50株近いさまざまな野菜も農薬不使用なので安全だと自負しています。
※ただし、必然的に農薬を使わなくても良い野菜ばかりになります。例:ネギ、玉ねぎ、かぼちゃ、ナス、トマト、ピーマン、きゅうりなどなど。白菜やブロッコリーは農薬不使用は難しかったです。

【課題の説明】

現在もそのような仕組みがあることは十分に承知しています。
しかし、個人的には以下のような課題が有ると感じています。

1)フードバンクやNPOに届く食材がそもそも足りていない
2)フードバンクやNPOに寄付される野菜は「規格外品」も多い(と聞いている)
3)フードバンクやNPOに寄付される野菜は「余剰品」も多い(と聞いている)
※(と聞いているというのは、市の担当者に教えてもらった話なので全国的な正確性はわかりません)

規格外品とは売り物にならない商品です。野菜も生き物ですから色々と個性が出ます。その結果サイズや形で弾かれたものが回っていくということです。
余剰品は文字通り余った品です。出来すぎてしまったり、思いのほか売れなかったりしたものです。

総合すると「安定供給してくれるルートが無い」ということだと思いました。
この安定供給を行いたい、規格外品や余剰品ということではなく、「あなたたちのために作ったものだ」という食べ物を食べてもらいたい。というのが目標です。

【100円があったとして】

今まさに困っている人たちの大問題として、「未来への投資ができない」ということだと思っています。
例えば、100円を投資に回し1年後に回収すれば110円になることがわかっていたとしても、今を生きる100円が無いので1年後の110円のことは考えられない。

【野菜づくりは投資と同じだと考えた】

野菜を作るという行為も上記と似た部分があると思っています。
例えば、100円で野菜を買ってしまえばナスが3本買える程度です。

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