仔豚の丸焼き、見たことがありますか?
仔豚の丸焼き、食べたことがありますか?
ベトナム等の東南アジアでは屋台などで売ってるメジャーな料理。
炭の遠赤外線でゆっくり焼くから皮はパリパリ!身はふっくら!皆さんが食べてる豚肉とはハッキリ言って全然違います。
皆さん、初めまして。
兵庫県でBBQ(バーベキュー)のケータリング事業を営んでおります、森岡祐一と申します。
わたしがこのプロジェクトで実現したいのは、
『仔豚の丸焼き機』を作りたい!
なによりこれに尽きます。
まずは10台、『仔豚の丸焼き機』を作るための資金を集めたい。そう思って、このクラウドファンディングを始めました。
日本では、薄切り肉やカットした野菜を家の中で焼いたら焼き肉で、外で焼いたらBBQ。不思議に思ったことはないですか?日本のBBQって、言ってしまえば”屋外焼肉”。でも本場のBBQは、屋外で調理するかどうかではないんです。
実はBBQは、アメリカのテキサス州がその発祥の地。16世紀にスペイン人がアメリカ大陸へ渡った時に、”炭火を使った豚の丸焼き”をネイティブアメリカンに教えたところ、それがネイティブアメリカンの料理法である”肉を低温で長時間かけて燻製にする料理方法”と融合し、今のアメリカンスタイルBBQが出来上がったと言われています。
だから、BBQといえば、固まり肉を長時間かけて調理するもの。子豚の丸焼きや丸鶏の照り焼きとか、野菜もパプリカとかズッキーニとか、そのまま焼くんです。上からふたをして、ローストするのが本格派。BBQコンロといえば網と鉄板の日本とは、だいぶ違いますよね。
わたしはBBQに出会い、いろいろなことを知るうちに、やはり本場アメリカのBBQスタイルを「日本の皆さんに知ってほしい!」と思うようになりました。そこで、その象徴ともいえる『仔豚の丸焼き機』を作って、本場のBBQを皆さんに体験してほしい!と思ったのです。
そこでわたしが開発しているのが、『仔豚の丸焼き機』です。
こちらがその全貌です!現在試作の最終段階に入っています。
こんなふうに仔豚を串刺しにして、丸焼きにすることができます。覆っているステンレスは、風防です。この風防を付けると熱が逃げにくくなり、早く熱が通ります。途中でつけたり外したりもできますので、最初は全部外して写真撮影し、終わったら風防を取り付ければ、時々こんな風に中の状態を確認することができます。
このサイズの仔豚が焼きあがるまで、風防なしで4時間、風防ありで2時間ほど。
こんがり焼けた仔豚を取り外して、切り分けて肉をほぐしたら、
焼いたパンにはさんでいただきます!これがもう絶品なんですよ。
普段食べている豚肉とは全く違う、異次元の美味しさ!!是非体験していただけたらと思います。
そして実はこれ、『仔豚の丸焼き機』といいつついろんなものを焼くことができるのです。
仔豚、丸鶏、イノシシ、兎の丸焼きや牛肉の塊肉を焼くのはもちろん、風防を活用してローストや燻製を作ることもできますし、なんとバームクーヘンを焼くこともできちゃいます!!
下の部分には網をセットすることができるので、ここで日本版BBQをしながら待つのもいいですし、バーガーのパンをここであぶることもできます。鉄板をセットすれば、焼きそばや鉄板焼きもできますよ。これ一台あれば様々な事ができる、オールマイティな一台です。
右の写真が設計図、真ん中の写真が現在の試作機です。鉄でできているので、モノとしてはかなりの重量があり、組み立てた状態では大きさもありますが、左の