《映画「今日も明日も負け犬。」を上映して起立性調節障害を広めたい》
起立性調節障害のJK監督率いる高校生チームが作った映画!
人生を注いだ監督のノンフィクション!!
初めまして!映画「今日も明日も負け犬。」制作チームです。私達は今回初の短編映画に挑戦しました。それでは、私たちの夢を聞いてください。
原作者は、16歳の高校生。
映画は、ある一冊の本からスタートしました。
自分の人生を映画にする!
これが監督西山夏実の絶対に叶えたい夢でした。
その夢のためにまずは本を作ろう!と思い立ち、文才のあるクラスメイト小田に執筆をお願いしてコロナ自粛期間たった二人で本を作りました!
起立性調節障害と戦った闘病生活と下剋上受験を主な題材とした実話文庫本・・・。
2020年6月100冊限定販売!まさかの、一日で即完売を果たしました。
想像を上回る反響。全国から届くメッセージの中に、本に出てくる西山と同じ起立性調節障害の子からのものが沢山ありました。
「救われた」
そこで私たちは、今、救われている人がいる。今、映画にするともっと救われる人がいる。
いつかじゃない、今映画にしなきゃ!と思い17歳の今、本を映画にすることに決めました。
大人じゃなくて高校生が
知り合いじゃなくて当事者が作った、
フィクションじゃなくてノンフィクションの映画が、
誰かの生きる糧になると確信しました。
誰かを励ます映画じゃなく、誰かに寄り添う映画
今の自分たちにしかつくれない、そう思いました。
【原作・映画あらすじ】
これは、監督の西山夏実の16年間をもとにした実話である。中学二年生の夏実は起立性調節障害を発症。病気のせいで保健室登校に。そこで出会った「ひかる」という一人の少女。全く笑わず、目が死んでいる。そんな彼女を見て、夏実は「ひかるを笑わせる映像クリエーター」を夢見る。しかし、次々と襲ってくる病気の症状や周りに後れをとる勉強のせいで、夏実の顔からも笑顔が消えていく…。果たして、夏実はひかるを笑わせることができるのか。
部活じゃないよ!!SNSで集まったイマドキの高校生たち
2020年夏にクランクインし、福岡県内各地での撮影をひたすら繰り返しました。ドローン撮影ではおとなりの佐賀県まで足を運びました。
台本制作、衣装プロデュース、ロケ場所手配、現場スタッフ、ヘアメイク、演技指導から照明まですべて自分たちの力でやってきました。
監督も日常生活もままならない起立性調節障害と戦いながらの撮影は、体も心もきつかったし、壁が沢山ありましたが、、1年間かけてゆっくり一つずつメンバーと乗り越えました。
【福岡スクールオブミュージックとの楽曲共同制作】
オーディションで30名を超える応募者の中から選ばれた3名の高校生が主題歌、挿入歌を歌います!楽曲は、エンターテインメント専門学校福岡スクールオブミュージックさんとの共同制作で生まれました。
起立性調節障害とは
簡単に言うと、「朝起きられない病気」です。思春期の子供に多く見られる自律神経の病気です。血圧が上がらず、全身倦怠感、頭痛、意欲や集中力の低下が起床と同時にやってきます。しかし、午後になると血圧が上がるため体は夜にかけて元気になります。そのため「怠け」「サボり」と誤解を受け、精神的に追い込まれる子供たちが多くいるのが問題としてあげられます。全国に70万人も発症している人がいるのにも関わらず、すぐに治る薬や治療法もないのが現状です。
「映画館で会いましょう。」
これまでいろいろな取材